パソコンの画面の下に「まもなく日没です」と出ています。もうすぐ夏至ですね。「もうすぐ雨になります」とか絵で出てくるので、面白いです。ああ、今日も日が暮れますね。
昨日、遊びに来られた名古屋のご夫婦から無事帰宅されたとメールがありました。今夜は昨日求めた「鯖寿司」で夕飯ですと。このご夫婦が買い物されたのが「ろうそく」です。大通寺というお寺の門前で栄えたらしく私の住まいの周りにも、昔、竹細工屋さん、仏壇屋さん、蠟燭屋さんだったお宅があります。名古屋のご夫婦の近所も古い町並みがあり、お祭りも多いそうです。その時の提灯用にろうそくを喜んでおられました。初めて知ったのですが、「ろうそく」は「匁」で売られているのですね。何号の5匁とかです。いや、なつかしい匁という単位を聞きました。調べてみると、銀の重量を測るときに用いるとかで、1匁が3.75gくらいだそうです。そして、5号の5匁は約40分ぐらい灯が持ちますとか、表があるのですね。はぁーという感じでした。ろうそくの生き字引のようなお店のおばあさんでした。
昔、はないちもんめという遊びがありました。知らない方ばかりでは?2組に5人ずつくらいに分かれて、横一列に手をつなぎます。歌を歌いながらゲームをします。「勝ってうれしいはないちもんめ」「負けて悔しいはないちもんめ」と。実はこれは人身売買のことなので、いまは禁止の歌らしいです。最後に「あの子がほしい」「あの子じゃわからん」「相談しよう」といって、お互いに相手の組のだれかを指名します。確かじゃんけんで勝ったほうにさらわれるのです。今も思うと、悠長な遊びですね。宮城とか福島では「隣のおばさんちょっときておくれ」「鬼がいるからいられない」とかいうのがあります。都内でも歌った記憶がありますね。
もうひとつのはないちもんめは、じつは昔昔のドラマなのです。あとで見て、脚本を書きたいと思ったようなドラマでした。これはちょっと内緒です。
「はないちもんめ」が残酷なあそびなのは、「指名なし」残酷さかもしれませんね。「あの子が欲しい」と言われない悲しみ・・・。そのまま何十年も過ぎました。涙。