昨年亡くなった森田芳光監督の遺作「僕たち急行 A列車で行こう」。鉄道オタクの2人の青年を松山ケンイチと瑛太が独特の台詞回しとテンポで演じているのが心地よいと感じるか不自然と感じるかは観る人によって違うと思うが、私にはあまり心地よくなかった。
2人ともそこそこ仕事もできて、女の子にももてる好青年で、出てくる人もみんないい人で、なんとも緊張感のないゆるい作品だったが、出てくる鉄道風景には旅情を誘われる。冒頭出てくるわたらせ鉄道は以前から気になっていた路線なので、ぜひ乗ってみたいものだ。
松坂慶子が女社長の役で出てくるが、ますます貫禄がついてなんだかはじけていたなぁ。