秋雨前線のおかげで天気に恵まれず自宅待機していたが、やっと回復の兆しが見えたので出かけることに。今回は富山から折立に入り太郎平小屋を経て薬師岳、スゴノ頭、越中沢岳、五色ヶ原、獅子岳などを経て立山へ南から北へ抜ける縦走。
以前に折立から薬師岳までと立山から五色ヶ原までの間は歩いているが、真ん中の薬師岳から五色ヶ原間が抜けているのでここを歩きたい。
富山から折立のバスは9月に入ってからは休日しか運行していないので初日は雨に降られる覚悟で折立から入山。
0815時出発。時折雨がぱらつくものの合羽を着るほどではない。樹林帯ではシャツ1枚でも汗が噴き出るが樹林帯を抜けると風当たりも強くなり上着を着ないと寒い。
樹林帯を抜けると緩やかな太郎平への道となる
この道は何回か歩いているが夏にはニッコウキスゲが咲き乱れる気持ちのいいところだ。今は斜面も秋色に染まり、枯れた葉もきれいな秋色
折立から太郎平の小屋までの地図上のコースタイムは5時間になっているがこれはかなり甘めで実際は4時間ほどで着く。少し雨が降りだすので小屋の軒先を借りて合羽を着て、ついでに腹ごしらえ。ここからいったん薬師峠のキャンプ場まで下り、薬師岳山荘を目指す
合羽を着ればだいたい雨は止むことになっていて途中で脱ぐ羽目に。そして脱げば今度は降るというのも定番。また着なおす。
薬師平付近も完全にガスっている
イワオトギリがまだ咲いている
薬師平山荘の少し手前から雨が強くなり完全に雨降りとなってしまう。1415時到着。しばらく前に建て替わってきれいになり、ストーブも入っているので暖かい。談話室のテレビも客が自由に見られる。7月に行った八が岳のケチな小屋とは大違い