昨日友人たちを室堂で見送って、今日は一人で大日三山を歩き称名の滝へ下りる。昨年このコースで下山予定だったが、牛の首と猿が馬場の間の道が雨で崩れて落石が多く危険ということだったので止めたのだが、今年は補修されているとのことなので行ってみる。
今日はよく晴れ、奥大日の手前で剱がよく見える
奥大日頂上に着く。5、6名の登山者が写真を撮っているがよく見ると以前あった山頂の表示板がなくなっていて昔の半分朽ちた板しかない。
これがあったはずなのだが、こんなものまで盗む人がいるのか・・・。
というわけで今年は看板なしの大日岳方面
大日岳手前の七福園は山上の庭園の趣
このルート、やたらにカエルが多い。あやうく踏んづけそうになる
大日小屋から大日岳を往復。山頂ではすでに雲が湧いている
雲湧く剱
小屋からは本格的に下りになる。途中の水場を過ぎたところのニッコウキスゲの群生
クルマユリのペア
これはあまり見たことがないがなんという花だろう
ゴゼンタチバナ
タテヤマウツボグサ
これはなんだろう。蜂が仕事中のミヤマムラサキかな?
こちらでも蜂が仕事中
途中苔むした石で大転びしたが大事なく、大日平まで下りる。平というだけあって一面笹の多い草原は開放的で気持ちのいい木道歩きとなる。正面に小さく見えるのは大日平山荘
山荘の見晴らし台からは不動滝が望める。写真では小さく見えるが高さもあり立派な滝である。
山荘からも木道が続く。滑り止め付きの木道は初めて。確かに濡れた木道は山道よりずっと滑りやすく始末が悪い
問題の牛の首にさしかかる。大規模にやぐらを組んで補修工事中で一部やはり足場が悪く滑りやすい
足早に抜けて猿が馬場到着。ここまで来れば称名の滝も近い
14時過ぎ、称名の滝到着。バス道からは何度も見ているが、間近で観るのは初めて
四段構造で全落差350Mの滝は想像以上の迫力で迫ってくる。これに比べれば華厳の滝も那智の滝も赤ん坊のように思える。滝を観るには観光客も駐車場から30分ほど歩かなければならず、滝の周辺は展望台があるのみで静謐さが保たれているのもいい。一見の価値あり。
駐車場まで下りてきてバスを待っていると、雷鳴が聞こえ、雨が降ってくる。バスの運転手さんによれば立山の町に落雷があって一部停電しているそうだ。山中で遭遇しなくてよかった!
関東以北は天候が不安定で心配してましたが、雷も回避できて
良かったね 若者は初心者でもゲンキだね kyon氏がしんどそう
なんて珍しい ということは私が着いて行くとかなり皆の足を
引っ張るってことだな