野沢温泉に半世紀ぶりで行ってみた。高校の学校行事でスキーに行って以来である。
スキーをしたこと以外温泉街のことは何も覚えていないが、街の様子が劇的に変わってはいない気がする。大きなホテルやコンビニも目につかない真夏の温泉街は日曜だというのにひっそりとしている。
冬のスキーシーズンには賑わいを見せるのだろうが、夏の温泉が目当ての客はそれほど多くないようだ。昔ながらの商店や旅館にとって大規模なホテルやコンビニはあまり歓迎されないのかもしれない。
温泉街には外湯が10か所以上あり、どれも観光客に開放されている。特に料金はなく、寄付の形で自由にお金を入れる箱があるのみ。地元の方の管理、運営に感謝。
まずは大湯に行ってみる
誰もいないので写真を1枚。脱衣所と浴槽が一緒になったスタイルだ。
お湯はぬる湯と熱湯に分かれているが、ぬる湯でもかなり熱い。水を加えてなんとか入ってすぐに上がる。こういうときは脱ぎ着が簡単な浴衣に限るのだが、外来者はそうもいかず服を着て次に向かう。汗が噴き出てくる。
大湯からすぐのお寺にお参り
雪国の消火栓は雪に埋もれぬよう背が高い
高温のお湯が出ている麻釜(おがま)は立ち入り禁止
マンホールには鳩車
1998冬季オリンピック記念マンホールも
洗濯や炊事専用の温泉もある
近くの熊の手洗湯
ここにも入ってみる
目印のクマさん
このあともう一湯入ったのだが、のぼせと暑さでボーっとしていてどこに入ったか思い出せない。
それにしても10ヶ所以上いつでも自由に入れるくらい豊富な湯量があるとはなんという贅沢。こういうところでのんびり湯治をするのも悪くなさそうだ。80歳を過ぎたらちょっと考えてみるか
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