ラヂオ惑星モルファス

地域の仕事・・・11月


前回のブログは11月23日だったから、はや10日が過ぎようとしている。毎日書こうとしているがとんでもなく俗事に追われているのが現実。

地元自治会で会計を引き受けていることは以前のブログにも書いたが、実はこの10日間、11月末に支払う役員への手当や10軒程度で構成する所謂「隣組」(「班」などの名称も)のリーダーへの謝礼・・・受け持ち1軒につき150円程度・・・通学時の見守り、古紙回収、近隣清掃・・・等の活動参加者への本の気持ち程度の謝礼・・・の計算や現金の袋詰めを独りでこなさねばならなかった。
経験のある方ならすぐお分かりと思うが、この個別の現金封入というのは実に大変な作業である。まず、個々の人やグループへの支払額を確定し、支払いに必要な金種を確定する。
そのうえで、支払いの総額や金種毎の必要枚数を集計しなければならない。数万円から50円単位の支払いまであるので銀行口座から引き出さねばならいが、よくご存じのとおり硬貨の場合、一つの金種で銀行の定める枚数以上(取引先は20枚以上)の取引には手数料がかかる。幸い10円以下の単位の支払いがないので硬貨は三種類。

私が就職したての頃、給料は全て現金支給だった。このブログをご覧の方々も現金支給の経験がある方が多いと思う。当時勤務していた事務所の人員は50人程度だったと思うが、給料となると1万円札から1円玉まで、すべての金種が相当数必要になる。
給料日が近づくと、庶務の担当者は別室にこもって全員の基本給の額、扶養手当などの額、残業手当の額、税金や社会保険料のなどの入力や打ち出されてきた明細書の点検、金種の確認・集計を行う。
支給日当日はボデイガード役の強そうな男を引き連れ、庶務係長も同行して銀行に行き、現金を下ろしたら個人ごとの金種表と首っ引きで現金と明細書を給料袋に入れて糊付けしていた・・・

口座振り込みになって、庶務の人たちは本当にホッとしただろう。今、私は何とか口座振り込みにできないか考えているのだが、平均年齢が80歳くらいの役員たちだし、何よりもほんの僅かなボランティア活動へのお礼を振り込むと手数料の方が大きくなってしまうだろう。
銀行の経営も大変だろうが、こうした自治組織などへの配慮はできないものだろうか?特に、自治会・町内会などは不動産を所有できるような規模で「地縁団体」として登記が必要な団体の方が少数だろう。それ以外の任意団体では、法的には自治会長、町内会長の個人資産と同列になってしまう。
何とかもっと簡単に権利を付与できないものだろうか?収益を上げるための活動ではないのだから。
それから、メンバーの皆さん、自分がやった事柄の経理処理はきちんとやってくださいね。領収書が無いのは困りますから・・・。


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