ラヂオ惑星モルファス

ウイルマ・ゴイク②・・・「Finalmente」(しあわせのおとずれ)

今日は終戦の日ですね。やはり今月は戦争や歴史観などへの関心が高まりますし、考えることも多くなります。
その中で、ひとやすみ・・・というか、ようやく訪れた幸せを歌っているこの歌もふさわしいかと。ジャンニモランディの「8月15日の夜」ほどではないにしても。

大好きな歌手のウイルマ・ゴイクを取り上げましょう。
ウイルマのシングル盤はほとんど持っているつもりですが、LPは買えるような財力になった頃(大学生になりバイト収入が入るようになった・・・)には、全般的にカンツォーネブームも下火になり・・・カンツォーネのレコードは発売枚数も少なくなり・・・私の関心もプログレッシヴ・ロックやクラシックに移り・・・などの事情で、ほぼ持っていません。

今日取り上げる「Finalmente」は1968年(昭和43年)の曲なのですが、シングル盤は出なかったようですね?日本のレコード発売元がキングからポリドールに替わる直前頃?でしょうか。
ベスト盤のようなLPに収録されていますので邦題もそのLPのとおりです・・・

それにしても、70年代はメイクの仕方や髪の毛をおしなべて金髪にしていることなど、当時の流行ではありますが人によっては美しさをスポイルする場合もありますね。
ウイルマ・ゴイクの場合はどうでしょうか、デビューの頃のショートカットも可愛いですが、「大人の女」になった頃の金髪もそう悪くないと思います。顔立ちがはっきりしているせいかな?

ただ・・・・以前、フランソワーズ・アルディの項でも書きましたが、アイドルとは閉じ込められた時間で、かつてのアイドルの現在の姿は全く別の存在・・・です。ウイルマ・ゴイクの場合も本当にそう感じます。
かつての大ファンなら尚更かな?残酷な書き様ですけれど。あるいは、ずっと変化に寄り添っていれば違うのかなとも思います。
いずれにせよ、帰らない青春を懐かしんでいるfだけかもしれませんね。


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