なでしこらしさが出た＆主審最悪

嫌な予感は当たってしまったな。
へこんだ気持ちを書くことになりそうなので、
今日にではなく、昨日、それまでの状況で書いたんだよな。
そんな今日のネタとしてはへこんでるし。

そのイングランド戦は前回の2-2以外ないのかな？
男子は過去の対戦が調べられるけど女子は見つからない。
それにしてもランク4位は随分評価されたなとは思ったけど、
それも北欧の強豪に勝ち続けたからだよな。
そこに勝てない東欧や西欧の連中が同等の日本に上に行かれただけ。
だけど実際北欧以外の欧州勢で強豪はドイツだけ。
他は同等かやや劣るのは事実。
だけどフィジカルで勝るのが欧米。
日本は小兵だが組織力でしのいできた。
でも大は小を兼ねるということか、大抵潰されて終わり。
今回もそれだった。

でもそれだけじゃない。
なでしこに大きく欠けていた物は「勝つ」という信念。
気持ちというけど、思うだけじゃダメ。
信念として強い思いがないと。
それはイングランドにはプンプン感じた。
だって次にドイツと当たりたくないじゃん。
さらに下手に負けたら2位通過も危ない可能性もあったので、
そういう意味でも安全に突破できるのは勝つことだけ。
そういう点でイングランドは目標が明確になりやすかった。
その分日本は突破が決定していて負けても先にいけるのは
考えようによっては消化試合。
なのでいくらドイツと当たりたくないとはいえ、
優勝までには常識としてどこかで当たる相手だし、
早かれ遅かれ当たるのかという思いがふと過ぎったとき、
そこには油断というか、慢心のようなものが生まれてしまう。
日本はそれに陥ったように思う。
むしろ後がないと追い込まれていたほうが良かったとは皮肉な話だ。

だけど昨日のカナダ人の主審はいただけない。
北米の癖に欧州の肩を持つとは…。
体格差がある相手に倒されて笛が無ければ
相手も倒しやすくなる。もちろん故意にしないが当たりやすい。
そこで日本はまずアドバンテージを持つことになった。
ところがそんな生易しいもんじゃなかった。
誰が見ても明らかなファールでも吹かないし、
挙句にはCK得たらGKにされてしまうなど、
相手寄りのミスジャッジがやたらあった。
一番強力な12人目の相手がそこにいた。
副審もそうだったのかどうかはわからないが、
オフサイドで無いのにフラッグ揚げられたのもあったし、
あまりにも酷かったな…。これはなでしこはかわいそうだった。
監督も選手も審判団が最悪だったとは誰も言わないから余計に。

しかしあの主審のミスの多さは尋常じゃない。
腐ってもプロの審判だぜ！？
W杯本大会で主審として笛吹いてんだぜ？
そんな場所にアベシロウみたいなのありえないじゃん！！
これは主審の資質向上のために、日本は国際スポーツ何とかに
訴えたほうがいいよ。やられ損なのはいかんだろ。
選手らではなく協会がしないとだめだ。
どう見てもイングランドに金貰ってるとしか思えん。
イングランドもそう思われるのも気分悪いだろうし。
もっとも本当に金渡してなければの話だが。

だけどそう思うのは日本が無失点の部分。
相手の2点は確かに不利なジャッジが影響して無くはないが
1点目のループもツキはあったが技ありだし、
仕掛けて打ってきたことが点になった大きな要因で、
2点目も海堀がやや遅れたが、かなり詰めていて、
その飛び込んだ上部で、枠内に入れる加減は難しい。
なのでそこにもツキはあった。だけど見事だった。
それも仕掛けて打たなければありえなかった。
日本はシュートすら少ない。
シュートに至る前に潰されたり奪われるなら、
ロングとか闇雲なミドルで無い限りもっと打つべきだった。

そして佐々木監督も点が欲しいからFWを入れることは
監督の意図としては明確にわかりやすかったが、
相手に中盤を支配されていたのは、澤に仕事をさせないこと。
実際澤に渡るとボールは落ち着いたり、
意外と見えていて「あっちじゃなくこっちか！」という
冴えたパスはいくつかあった。
だからマークされるのは当然だが、阪口も同様だった。
舵の意があるボランチが2枚とも潰されては縦に行かない。
なので川澄を入れるのはいいとしても、岩渕投入時に阪口を下げたのは
違うと思う。中盤を支配して点を取りに行くことが正解だったかと。
ドイツで修行中とはいえ、ここ結果の無い永里を交代させるべきに思う。
大野か安藤を残して。最終的に岩渕を入れるときにこのどっちかと。
要は　丸山IN永里OUT　川澄IN大野OUT　岩渕IN安藤OUT　と。
やはりカウンター狙いでもなく、パスサッカーが身上のチームなら
中盤の支配は絶対だよ。そこが監督の間違った考えだったと思う。

とにかく、こうなりゃ初めてドイツに勝ってやろうぜよ！
負けが99％だが1％を実現してやろうぜ！！
次大会は快進撃は無いぞ！！！？？