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文藝春秋 2013年 8月号 『風立ちぬ』 戦争と日本人

2013年07月28日 00時16分48秒 | 雑誌






電車の車内刷りで気になった文面、

『池上彰 あなたは日本をどう変えますか』

そして、宮崎 駿 監督 の映画最新作 『風立ちぬ』の制作秘話や突っ込んだ話が読めると思って買い求める。

宮崎監督の映画だから、また子供向けの柔らかい感じのイメージだと勝手に思っていた。

映画に関する記事や資料を見ると、どうやら昭和の初めの頃の話。

関東大震災が起きて、戦争の道に突き進む日本を背景に描かれた映画。

今の日本とフラッシュバックしてしまいそうなイメージがある。

宮崎監督とインタビュアーの作家の半藤一利氏の話は非常に興味深く一気に読めた。

共に激動の昭和を駆け抜け、そして、また今まで直面した事の無い平成の世に語り合う文面はかなり説得力がある。

映画を観に行って面白くなかった、つまらなかったと感じた方、

先の参議院選挙で与党に投票し、安定を願った方、

東日本大震災を体験し、これから予想もつかない未曾有の世界に悲観されている方、

は是非、御一読をお薦めします。

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