Krushの前身・全日本キックのエース選手だった小林聡氏が、肘有り・首相撲制限無しの純キックルールの新大会「KICKBOXING ZONE」を11月9日(日)後楽園ホールで開催する。
Krushの主催者のグッドルーザーが運営協力し、同日昼にはKrushも開催。小林氏は「大会名の頭文字は全日本と同じZにこだわりました。全日本キックはナンバーワンという意味です」「簡単に言うと、全日本キックの続きをやりたい」と大会のコンセプトを語った。
小林聡がキックボクシングに帰って来る。6月21日(土)都内にて、小林がプロデュースするキックイベント『KICKBOXING ZONE』の発足記者会見が行われ、11月9日(日)東京・後楽園ホールにて旗揚げ戦を開催することが発表された。
ZONEは全日本キックボクシングのエースとして活躍した小林がGM(ゼネラルマネージャー)に就任し、Krushを主催する株式会社グッドルーザーが大会を運営するキックボクシングイベント。主催はKICKBOXING ZONE実行委員会となる。
グッドルーザーが運営するKrushはヒジ・ヒザ&首相撲は禁止、3分3RのK-1ルールをベースにしたものだが、ZONEではヒジ・ヒザ、首相撲を解禁した純キックボクシングルールを採用する。会見には小林GM、そしてグッドルーザー宮田充代表が出席した。
小林GMと宮田代表はZONE開催の経緯について「(後輩の)山本真弘(のKrush出場)がきっかけでもう一度、宮田さんと接点を持つようになった。キックボクシングのイベントで運営がグッドルーザーというのは自分の理想。ベストの形だと思ってGMをやらせてもらうことになった」(小林)、「ZONEを始めるのは(GMが)小林聡だから。小林がGMに立つことで、再びキックに触ることになった」(宮田)と説明。
イベント名のZONEは小林GM曰く「全日本キックのZが一番(ONE)という意味」。イベントの方向性として小林GMは「簡単に言うと全日本キックの続きをやりたい。Krushとは違うもの。連動しては意味がない」と5年前に解散となった全日本キックの流れを引き継ぐものにしたいと語った。
現時点で出場選手は未定で、小林GMは「こちらから選手に声はかけない。出たい選手に出てもらいたい。キックで這い上がれる場所があるんだということを示して『こういうイベントがあるんだからちゃんとやっとけよ』と選手たちに伝えたい」とキックボクサーたちにメッセージを送っている。
なお11月9日は昼にKrush後楽園大会、夜にZONEとグッドルーザーが運営するイベントが昼夜大会で行われる。対戦カードなどは今後随時発表される予定だ。
KICKBOXING ZONE実行委員会
「KICKBOXING ZONE」
2014年11月9日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<コンセプト>
伝説のキックボクサー・小林聡がGMを務めるキックボクシングイベント。全試合をパンチ・キック・ヒジ・ヒザ有効のキックボクシングルールによって行う。
<チケット発売>
9月上旬予定
<お問い合わせ>
グッドルーザー=TEL:03-6450-5470
http://efight.jp/news-20140621_32562