内装8段変速機「INTER8」の5速以上ののシフトに入らないという修理をお預かりしました。
内部駆動体を一式を交換すれば簡単ですが、部品代が馬鹿に出来ない価格なので、分解洗浄することにしました。
シマノ純正の内装ハブメンテナンスオイルセットです。
お値段は、7775円となっております。
外した内部駆動体を浸して、オイルを浸透させます。
しばらくしたら、浸透したオイルがグリスを分解し、駆動体を洗浄いたします。
メンテナンスオイルは、十分に抜き切ります。
オイルが抜け切ったら、新しいグリスを塗り込みます。
シマノ純正の内装ハブ用グリス(100g)は一本あたり1131円となっております。
ベアリング部分に薄く塗り込めば十分に機能します。
上記作業中にベアリング球の欠損があり、洗浄後に駆動体奥より出てまいりました。
正常なベアリング球をボールレースに組み付けた後、レース部分の変形を修正します。
これだけの作業をして、お値段がわずか
5500円(税別)
安いと思います。
ベアリング部分ではございません。
塗り過ぎますと、シフトの動きが悪くなります。
使用状況が分からないと、返答は難しいです。
実車を見た上でのアドバイスとなります。
宜しくお願い致します。
*ちなみに県道65号線を2年間使用しますと、
オーバーホールが必要な状況となります。
でもやっぱりペダルが重いような気がして…
因みにですけどインター3をグリスアップすることで自転車の進みが改善されたり何かしらの恩恵はあるのでしょうか?
よろしくお願いします