母なる大地～ B850M A ELT WF6E ICE 編 ②

今回もB850M A ELT WF6E ICE の続きです。

前回記事の内容は自分でもパッとしない、それを自覚して書いてます。

最初の印象は手放す程の使い勝手ではない。一言で言えばかなりスッキリしない使用感です。

いろいろと忘れていて必要以上に期待が大き過ぎたのもあったと思います。

先ずB850M A ELT WF6E ICEにかかわらず、8700G世代のAPUのメモリ性能を引き上げるには、チップセットが代わっても期待できない。

メモコン内蔵なので次世代G付きを待つしかないのはAM4から同じなのに、変に自作歴が長いとついつい昔ながらの感覚で考えてしまう。

先に述べると9600Xでならもう少しメモリを回せるのかと試してみたが、全く同じで変わらなかった。

余りにも勉強不足なので、インプレスさんの記事を読んだら

『UCLK:MCLK比率を手動で「1:1」に設定しても「1:2」設定時より改善しているのは確かだが、Ryzen 7000シリーズより大幅にメモリアクセス性能が向上するとまでは言えない程度の数値だ。』

9000シリーズのレビューから1部抜粋したものですが、これが現状です。

B850M A ELT WF6E ICEの場合、UCLKを2000などに決め打ちすると途端にジャンパリセットしないとうんともすんともいわなくなってしまう。

MAXSUNならこうはならなかったけど、B850M A ELT WF6E ICEには『圧倒的メモリ性能・AI を活用した DDR5 OC 技術』と謳っているので任せてみよう。

それではいつもの通りTime Spyで

B850M A ELT WIFI6E ICE Time Spy @ DDR5 6000 score

eSport B650ITX WIFI ICE 8700G Time Spy EXPO @6000 1.1v score

B650I Lightning WiFi  BIOS3.06　EXPO @6000 1.1v score

これは同じ＠6000低電圧メモリをEXPO設定で動かしたデータだと思います。

ASRockさんだけまだまだドライバやBIOSの面で不利になる夏頃のデータであることを考慮してください。

現在B650I Lightning WiFiから移行してメインPCとして使用するeSport B650ITX WIFI ICEが1番目低いスコアとなっています。

普段ゲームその他の使用では全く問題ありませんが、上記のスコアやグラフに各社の積み上げてきたものが結果として表れているのかと思います。

またCPUスコアで力量評価が出来るかなと勝手に思っております。

ドライバやBIOS、ベンチマークを実行した時期を考えると順当な結果であり、取り敢えずB850M A ELT WF6E ICEを検証・観賞用機として存続させることが決定しましたｗ

B850M AORUS ELITE WIFI6E ICE Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN EXPO @6400 1.35v

eSport B650ITX WIFI ICE Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN EXPO @6400 1.35v

B650I Lightning WiFi 8700G Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN EXPO @6400 1.35v

ASRockさんでは起動失敗してそのままかと思っていましたが、BIOS更新後などに再チャレンジしたのかいつのまにやらベンチマークを実行していました。

このメモリは過去記事でも取り上げていますが、EXPOの設定がダメです。

A-dieだから良いわけではありませんが、EXPOのタイミングを緩めるなりするべき結果です。他にASUS板を含めわたくし環境ではXMP設定比でガタガタな動作となります。ベンダーの力量不足を感じます。

B850M AORUS ELITE WIFI6E ICE Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN XMP @6400 1.35v

eSport B650ITX WIFI ICE Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN XMP @6400 1.35v

B650I Lightning WiFi Asgard VAM5UX64C32AG-CBRSXN XMP @6400 1.35v

EXPOって要らないんじゃないかなｗ　

応援したい気持ちはあるけど今のところ害でしかない・・

AM4でも自分が使用した板ではA520M-HDVが1番高クロックメモリを使用出来ていたが、AM5構成でもB650I Lightning WiFi でのDDR5@6400XMP設定が1番良いスコアでした。　　今なら4000の大台に乗るのかも

長くなってしまったので次回に続きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまたね（＾o＾）/