今年もまた花粉症の時期が到来しました。そんな時いつも思い出すのがタバコの副流煙で苦しんだ時のことです。花粉症にとってはたばこの煙は症状を一層悪くするものでした。
幸い今は、喫煙率も大幅に減って、禁煙や分煙が当たり前になっています。うれしいことです。この授業は喫煙率が7割ぐらいあった頃の研究会に提出した一部です。
他の分野の現代的な課題に取り組むうえでも有効な面があるかと思いますのでアップします。
*喫煙をめぐる当時の様子
この当時(1993年・平成5) 喫煙率は男65.4パーセント、女20.8パーセント。主要国では最も高い喫煙率です。子どものいる居間や公的な場、学校、レストランなど、どこでも吸えるのが当たり前で至る所にたばこの吸い殻が落ちていました。コマーシャルもよく流されていました。たばこの自販機もたくさんありました。
なお、ピーク時は昭和41年 83.7パーセント。現在は35パーセント、女子は8.7パーセント、計1400万人ぐらいと言われる。
タイトル:小学校6年保健=禁煙教育をすすめよう
「はじめに」から
・くっしょんと出る鼻水、咳、かゆい目。花粉症にとってつらい季節到来だ。そんな時は職員室 のたばこの煙は何ともつらい。(喫煙の先生は一服しに戻るので当然のように吸う)
・中学校では、子どもたちが隠れて吸うのでその指導に追われていた。指導上、中学校では職員室では吸わなくなっていた。また、妊娠者のことも考慮し始めていたようだ。
・「中学校では遅い禁煙教育」という話もあり、養護教諭もやりたいけどできないという中で、花粉症に悩む体験と、中学生になる子どもたちを考えて取り組んだ。
1.ねらい
指導要領では健康な生活の保持増進についてしてき。しかし副読本などには載っていない。喫煙を始めてからでは難しい。
・タバコの大まかな成分と害毒、主流煙・副流煙について理解する。
・自分では喫煙しない心構えを、周囲に対しては禁煙を必要性を自覚した目で対処する。
2.子どもたちのアンケート 2クラス63名
・吸ったことがある33パーセント ・煙を払うと怒る親、頭痛がするなど、こまった経験者が多かったが、中には喘息者などがいた。・家族で吸っている人は68パーセント。父母とも吸っているこも20パーセント。・なぜ吸うのかなど疑問は多数。
①多くの子がタバコに接しており好奇心を持っている。
②チャンスがあれば喫煙につながりかねない。
③においや煙が嫌だと思っても避けられない。
④さまざまな疑問を持っているので事実を教えて禁煙に結び付ける可能性がある。
3.指導計画
①直接喫煙の害 ②間接喫煙の害と周囲の環境
幸い今は、喫煙率も大幅に減って、禁煙や分煙が当たり前になっています。うれしいことです。この授業は喫煙率が7割ぐらいあった頃の研究会に提出した一部です。
他の分野の現代的な課題に取り組むうえでも有効な面があるかと思いますのでアップします。
*喫煙をめぐる当時の様子
この当時(1993年・平成5) 喫煙率は男65.4パーセント、女20.8パーセント。主要国では最も高い喫煙率です。子どものいる居間や公的な場、学校、レストランなど、どこでも吸えるのが当たり前で至る所にたばこの吸い殻が落ちていました。コマーシャルもよく流されていました。たばこの自販機もたくさんありました。
なお、ピーク時は昭和41年 83.7パーセント。現在は35パーセント、女子は8.7パーセント、計1400万人ぐらいと言われる。
タイトル:小学校6年保健=禁煙教育をすすめよう
「はじめに」から
・くっしょんと出る鼻水、咳、かゆい目。花粉症にとってつらい季節到来だ。そんな時は職員室 のたばこの煙は何ともつらい。(喫煙の先生は一服しに戻るので当然のように吸う)
・中学校では、子どもたちが隠れて吸うのでその指導に追われていた。指導上、中学校では職員室では吸わなくなっていた。また、妊娠者のことも考慮し始めていたようだ。
・「中学校では遅い禁煙教育」という話もあり、養護教諭もやりたいけどできないという中で、花粉症に悩む体験と、中学生になる子どもたちを考えて取り組んだ。
1.ねらい
指導要領では健康な生活の保持増進についてしてき。しかし副読本などには載っていない。喫煙を始めてからでは難しい。
・タバコの大まかな成分と害毒、主流煙・副流煙について理解する。
・自分では喫煙しない心構えを、周囲に対しては禁煙を必要性を自覚した目で対処する。
2.子どもたちのアンケート 2クラス63名
・吸ったことがある33パーセント ・煙を払うと怒る親、頭痛がするなど、こまった経験者が多かったが、中には喘息者などがいた。・家族で吸っている人は68パーセント。父母とも吸っているこも20パーセント。・なぜ吸うのかなど疑問は多数。
①多くの子がタバコに接しており好奇心を持っている。
②チャンスがあれば喫煙につながりかねない。
③においや煙が嫌だと思っても避けられない。
④さまざまな疑問を持っているので事実を教えて禁煙に結び付ける可能性がある。
3.指導計画
①直接喫煙の害 ②間接喫煙の害と周囲の環境
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