旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

秋の「水の森公園」を楽しむ

2006-11-05 23:39:41 | 地域魅力
とうとうこの3連休は遠出しないでしまった。
家族のものは、仕事が立て込んでいるとかで毎日出勤。
予定では、福島市の浄土平まで行くはずだったが、一人で出かけるにはやや遠い。
つい億劫になってしまった。
行けば、天候に恵まれたので、きっと素晴らしい眺望を味わえただろうに・・・。

まもなく陽が落ちるというのに運動でもしようと思い立ち、散歩を兼ねて、近くの水の森公園に行ってきた。





我が家から徒歩で片道約25分の距離にあるこの公園は、春から秋にかけて大勢の人びとでにぎわう。

広い芝生のキャンプサイト、炊事場、売店、トイレなどが完備されている。

すぐ脇の丸田沢と三居の両堤ではバスやコイ釣りをやっている人がいるが、ここは仙台市の都市公園内のため釣り等は禁止なのだ。
市公園条例では、過料まで規定している。
”仙台市はしっかり周知させるべきだ!!”

今日は天気も良かったから、それこそ大勢の人びとがイモ煮会(芋煮会)を楽しんでいた。
広い堤の傾斜面では、ノルディック・ウォーキングをしている20人ほどのグループもいた。
すぐその前で、磯竿を使い、60数センチもあろうというコイを得意げに釣り上げる人もいる。
まったくなんてこった!!
”堂々たる条例違反者!!”





この水の森公園の特徴は、まだまだある。
虹の丘、桜ヶ丘、加茂の3つの団地の囲まれてありながら、赤松とクヌギなど種類豊富な植層の木立の中をめぐる遊歩道はかなり長い。
一周するには大人の足で約1時間はかかる。
(途中には東屋が整備。)
野鳥の数も多いことから、バードウオッチングも楽しめる。







そういうところなので、かつて今日と同じような時間帯にでかけ、その遊歩道を歩いていたら日が暮れてしまい、木立の中は一層暗くなり、出口もわからず大変な思いをしたことがある。

しかし、明るい時間帯に松音を聴きながら物思いにふけって歩くには良い空間と言えるだろう。
(暗い時間帯であれば、何か別の訳でもあるのではないかと思われてしまうはず。遊歩道の途中には赤い風車が何本か立てられてあったりもするから。“合掌”)

今日は、丸田沢の堤でとても人なつっこいガチョウに出会った。





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