座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

深谷の給食

2013-10-08 | おしゃべり
ちょっと前の話になりますが、
8月の 市の「広報ふかや」は 給食が特集されていましたね。

広報ふかや 2013.8.1 no.92

広報ふかや 2013.8.1 no.92






深谷の給食は、美味しい、美味しい、と 
まるで 刷り込みをしようとしているかのような宣伝記事です(笑)。

でも、深谷の給食は、本当に美味しいのです!

それは 「自校方式」によっているからとも 言えそうです。

深谷の給食は、原則、
「自分たちが食べる給食は、自分たちの所で作ろうよ」方式です。

作ってくださる調理員の方々とも 子供たちは仲良しですし、
地元の方がお勤めしてくださってたりします。

そして、何よりも、地元の食材が入って来ます。

これで美味しくない訳がない!






私が忘れられない逸話があります。

娘が豊中生だった頃の事です。

県内から集まった中学生たちと 一緒に会食する機会がありました。

サラダのキュウリを食べたと思し召せ。

一人の少女が 食べた途端、「美味しい!」と声を上げました。

その時、同時に 娘は 思わず「不味い!」と叫んでいたのです。



「え~~、美味しいよぅ。」

「えーッ! 不味いよ!」



その少女は 越谷の子で、その後 仲良しになっていますが、
意見の対立は埋まらなかったのだそうです。



娘は 帰宅して

「私はいつも すごく美味しいキュウリを食べて育ったんだね。」

と しみじみ(笑)。



そうだね~、と 私も納得の思いでした。

越谷にだって、美味しいキュウリは あるはずだとは 思うんですけどね。






その娘が 高校生になった時。

娘は 現さいたま市にある高校に進学し、
給食はなくなりました。

お昼にお弁当を食べながらの語らいの中で、
「給食は不味い」という少女たちがいたようです。

それに対して「給食、美味しいよ!」と意見が対立したのが、
娘と 別の中学から進学した、やはり深谷の子。

深谷の給食は、以前から美味しかったのであります。

市内の小中学校の先生方100人に聞いたアンケートでも、
「すごくおいしい」が50人でした。

深谷の給食を食べる子供たちは 幸せですね!



「給食というものは、不味いもの」という常識の生徒がいる、
という事実にショックを受けた娘は 

豊里の給食をいただいてきた幸せに
気づいてくれていたようでした。

もうそれから10年経っていますけれど。






皆さんの子供の頃に 給食はありましたか?

お気に入りの給食は 何でしたか?



広報には 自分の好きなメニューを書いたボードを持った子供たちが
写っています。

ごまみそラーメン、あげパンきなこ、フルーツポンチ、カリカリぎょうざ。



私は・・・、何が好きだったかなあ?

豚汁は美味しかった!

そして 初期の頃に出た クジラの【なんとか煮】はダメでした。

でも それも 住職は好きだった、という事です。

実家の町では センター方式で 
町内の小中学校生は 給食センターで作った給食を運んで
同一メニューで 同じ給食を食べていたのですが。

実家の母は 脱脂粉乳が大嫌いでした!(笑)

そうそう、うちの子供達は 「ねぎぬた」が嫌いでしたね。

郷土食の知識として 時々メニューに上がる事も 教育だと思います(笑)。






学校では 給食の時間も「教育」の一環として 指導が行われています。

現代において <食>は これまで以上に大切になってきています。

正しい食べ物の知識、正しい食習慣を 
より美味しい食べ物で 身に付けることができたら、幸せですね。



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