わき道マイラー

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今年の夏は、潮目が違う それならそれで 米国から日本へ行くにはこれだぁ

2023-03-17 11:21:08 | マイレージ

久しぶりの投稿です。

 

2023年、コロナ禍も収束の気配を見せて(見かけ上)、各国の入国への敷居が低くなったのもあって 多くの人がアメリカから日本へのチケット購入を検討されていると思われます。

しかしながら昨今の需要の高まり、燃料費やインフラの高騰も相まって、今年の夏の日本行のチケットはちょっとばかり潮目が違いますね。

テキサス州から東京の単純往復チケットは1500ドル以上というか2000ドル以上を超えていますね。

出発3か月前を切ってもこの価格はちょっと厳しいかなと思います。

それならそれで、以前にも登場している ”三角買い”を屈指してバンコクやシンガポール経由を試してみても、東南アジア旅行ブームやエアライン各社の収益取り戻すぞ! 計画に盛り込まれて、完全に需要が追い付いていない感がありますね。

昨年は2週間前に発券しても、1200ドル台でバンコク経由でマイルを貯めつつ日本へ行ってきたのですが。 今年はやはり2000ドル以上が相場となってきています。 最安でも今のところ1600ドル台でした。 

 

あぁ~ わき道マイラーへの扉はこのまま閉ざされてしまったままなのかぁ~  

今年はあきらめモードなのかぁ  

荷物まとめてZIP AIRに逃げるかぁ~ 

これではわき道マイラー廃業の危機 

 

いやいや それならそれで、2通りの蛇の道を紹介します。  今回はその1 

 

 その名も東回りルートで大量マイルゲット!! 

 

2000ドル程度かかるのならば、思い切って 東回りルートで日本へ行きます!

 

これは昨年トライしてみましたが、やっぱり長い道のりですね。   

しかしながらどうでしょう。 最近は飛行機の中でもWifiがつながりますし、完全武装していけば爆睡できます。アイマスクに、ノイキャンヘッドフォンに。。 

それよりなにより、移動を快適な旅に変えてしまえばよいのではないかと思います。

駅弁を楽しむように機内食を堪能したしたり。 映画館に行ったかのように映画を見たり。 忙しい仕事を客観的にまとめてみたり、 逆にのんびりと人生について考えてみたり。。。 

 

この非日常の時間はコロナ禍で平凡に慣れてしまった脳を刺激してくれるに違いないです。

 

東回りルートでわき道マイラーZekeのおすすめはこのルートです。

 

ずばり、スタアラの頂点と言っても良いシンガポールエアラインです。  シンプルにヒューストンー成田の単純往復を6月上旬~8月上旬で。

すると日程指定となりますが、かなり良い結果が出ます。 

日程表を見ると、これはマンチェスター経由のシンガポール経由の成田行きです。  図らずとも英国への入国が出来ますね。 サッカー見たい!

 

 シンガポールエアラインの良い所は

  • ヒューストン発からシンガポール着までは同一機体なので乗り継ぎが非常に効率が良い
  • アシアナ航空へのマイレージ換算レートがめちゃくちゃ良い (Singapore AirelineのWEBやEXPEDIA等だと良いのですが、格安チケットサイトでは0%の場合があります)
  • 全機シンガポールエアラインなので荷物の紛失率や離発着の遅れ等が少ない
  • A350 の最新機体
  • つまり安心、快適そしてマイレージがちょー溜まる!

され、恒例のマイレージへの換算率をチェックしてみましょう

 

SQのMチケットは なんと75%溜まります!!   大体ANAですと30%の換算率なのですが。一番安いチケットでも75%ってすごいと思います。 つまりSQのMHWは最強 しかしながら、QやVでは0% 天国と地獄です。

そしてマイレージ獲得をチェックしましょう。   

往復で2万7千マイルの獲得となります。  1ドルあたりの獲得マイルは10を超えれば、わき道マイラーチケットと呼べるのですが、今回は12.8とかなり良い結果となっておりますね。 

 

しかしながら、ここでは終わらないのが、わき道マイラーの真骨頂

実は購入の際に、FLEXIというエコノミークラスの上級チケットがあります。 わずかな追加で

チェックイン荷物が23㎏から30㎏になったり、前列の方をアサインされます。  キャンセル料は減額、変更手数料はありません。(注: 恐らく、他の日にした場合、差額を徴収されると思います。手数料がかからないとの事) 

ちょっとした追加料金ですが、わき道マイラー的に気になるのはチケットのクラス。 本当に利用する価値があるかどうか、これを確認です。

どうでしょう、全て Eクラスチケットしなりました。 そして価格は2533.45ドルです。  ちょっと出費ですが、冒頭のANA単純往復と比べても遜色ありません。

これを検証すると、驚愕の3万6千マイル弱をゲットです。 そして14.2 マイル/ドル となります。  

 

毎度ですが、”2年間で4万マイルを貯めると、2年後から2年間スタアラゴールド ” です。 4万マイルを超えた瞬間からステータス発生しますので、最長4年間スタアラゴールドです。

これで、あと1回単純日本への往復でスタアラゴールドは確約でしょうね。  アシアナ航空は自社便の縛りがないからなせる業かも。   

 

ANAで貯めている人は1年で5万マイルの半分ANA便ですから、それ以外の修行に持って来いのチケットですね。  いやもとい、修行ではもやはなくて、快適な旅なのであります。

今年の夏はこれで決まりかも。  


アシアナ航空大丈夫なの? しかし獲得マイル美味しい

2022-03-09 14:24:41 | マイレージ

アシアナ航空のマイレージサービスは最高なんだけれど、航路がちょっと大丈夫なの??って思ってしまいます。

 

フランクフルトと仁川空港を結ぶフライト ASIANA 5419便ですね。  

機材は最新鋭のA350-9型を使用しています。

 Zeke個人的には一押しの機体です。 納入が2020年あたりの機体が多いので、少々くたびれた感じのあるB787よりも新しい機体が多いのも魅力

B787の徹底すぎる軽量化に起因するような、機内のハイノイズや乗客やCAが歩くたびに床がなってしまう感じがないのと、地上走行ではフワフワ感が程よい。 サンフランシスコとかではタクシングで1時間なんてざらだからこの間に寝れてしまうA350は秀悦です。

 

ざっくりと運賃を見てみると、フランクフルトー仁川空港 往復で800ドルあたりですね。

 

実はこの空路、距離の割には比較的に料金が安いのでマイル修行用に使えます。

 

ASIANAのWEBで、この料金なのでもう少し調べよう!  アシアナ航空のWEBは秀悦で、買う前からチケットコードが書いてあるし、アシアナクラブでの獲得マイルも併記しています。 

ここで驚きの情報が。 なんとアシアナクラブのSチケットは、100%マイル獲得できるのにも関わらず、価格設定がほぼほぼ格安のVと一緒です。 

格安のVでも70%溜まるなんて素晴らしいの一言ですが、わき道マイラーは必ず、出費と獲得マイルの比率を計算します。

両者のVとSで購入を考えた場合の結果は… 

 

上がSクラス、下がVクラス 

1ドルあたり、12.6マイルで獲得可能なVクラスを買った方が断然お得です。というか価格差も50ドルほど。  ここの指標は10マイル以上ならば結構お得感あります。

過去最高値は、20マイルほどで以前紹介した、シンガポールエアラインで東回りルートで。。という最高値(しかしながら。。。数年前の話)

 

だいぶ、話がそれてしまいましたが、本題に 

この美味しい路線のフライトを見ると。 この紛争状態にもかかわらず 依然として、ゆうゆうとロシア上空を飛んでいます。

このあたりが、なんともお隣さんのお国柄というかチャイナよりというか。。なんとも

おかげで日本ーフランクフルト便よりも4時間以上早く到着するので、今度日本に帰るときにフランクフルト経由、そして仁川空港経由で帰ってみようかなと考えてしまいます、移動時間はさほど変わらないと思います。

はやくコロナ入国規制が効率よくなれば良いものなのですが。。。 

 

 

 


ルフトハンザ航空 LH716・LH717便

2022-03-08 09:43:10 | マイレージ

ルフトハンザ航空

 

 

この航空会社は、スターアライアンスの一角をなすドイツのフラグシップ航空会社

設立から100年を超える、世界でも10傑に入るメガキャリアです。

 

この航空会社で羽田ーフランクフルト便があります。

丁度、ANAのヨーロッパ便とルートがかぶりますね  どちらもスターアライアンスで羽田発着なのですが、時間と航空機材が異なります。

 

東京発

便名 出発時刻 到着時刻 所要時間
NH203 00:10 05:20 12h10m
LH717 14:05 19:25 12h20m

フランクフルト発

便名 出発時刻 到着時刻 所要時間
NH204 11:30 06:55 11h25m
LH716 17:25 13:05 11h40m

 

ANA : Boeing 787-9 Dreamliner  言わずと知れたボーイングの主力長距離中型機

 

https://www.seatguru.com/airlines/ANA/ANA_Boeing_787-9_V3.php

 

ルフトハンザ航空 :Airbus A340-300 (quad-jet) エアバス社の4発の飛行機

 

https://www.seatguru.com/airlines/Lufthansa/Lufthansa_Airbus_A340-300_F_new.php

 

 

A340はエコノミークラスでは2-4-2の配列  一方 B787では3-3-3の配列ですね。 

実際のところA340 は小さいエンジンを4発積んでいて一瞬ジャンボジェットなのか? って思う機体ですが大きさは中型機です。

このタイプは本当にレアです。 世界ではたった9社の航空会社しか利用していませんね、日本の航空会社ではない機材なので搭乗機会が限られています。

エンジンが小さいので、機内が静かなのが特徴ですが、なにせ非力な飛行機のレッテルを張られていて、最高速度が890㎞/hと B787-9の 912㎞/hに比べて若干遅くなっています。 本当に若干なのですが、遠くまで飛ぶ飛行機なのでこの速度差が時刻表に影響されます。

テクニカルデータ

A340-300

 
全長 63.66 m
全幅 60.30 m
全高 16.91 m
最大 離陸重量 271 t
最大 巡航速度 890 km/h
最大 高度 12,500 m
航続距離 12,300 km
エンジン 4 x CFM International CFM56-5C

 

所要時間を比べてみると まぁ東周りで10分ほどの差、西回りでは25分の差になっていますね。   季節等によって変わりますが、現状どうなっているでしょうか

 

この航路は、ご承知の通り思いっきりロシア上空を横切ります。  

では、ウクライナ侵攻にあたってどのようになったかをざっくりとまとめてみました。

 

  • 侵攻前

 

  • 侵攻後 自体急変

フィンランド上空で、事態が急変したのでしょう。 急に引き返す状況となりました。

 

  • 現在 : 南回り

 

 

しっかりと、南回りでウクライナとロシアの国境付近を這うように移動していますね。

 
 
この結果、鈍足なA340では驚異の16時間フライトになっています。 (マイレージ加算を追加して欲しい!)

 
一方、ANAのB787-9での迂回ルートの影響はというと、同様に15時間52分、その後は15時間30分ほどで推移しているのが分かります。 やはり、B787の方が若干ですが早いですね。
 
 
旅の時間のすべてが時間での比較ではないので、機会があったらルフトハンザ航空にも乗ってみたいものです。
 
気になるマイレージサービスについては、今後アップデートする予定です。

アシアナ航空のアシアナクラブはどうなるの? 

2022-03-05 14:00:50 | マイレージ

久しぶりの書き込みです。

 

コロナ禍になって、まったくもって飛行機に乗る機会を失ったわき道マイラー。 それでも主軸としているアシアナ航空がステータスの維持を一年延長措置を発表してくれました。

2022年の2月をもって終了予定だったスタアラゴールドが2023年2月まで、延長状態!!   

アシアナ航空のアシアナクラブではDiamond=スタアラゴールドという少々ややこしいクラス分け。 まぁこのあたりあはANAマイレージクラブのプラチナ=スタアラゴールドと似たような感じです。

昨年の暮れ辺りからアメリカ国内出張も入るようになり

これならば、何とか恩恵を受け入れられ続けれるかも。。

 

というわけで、コロナ禍規制が少し緩んだ状態だったので、地道にマイレージ貯めることを再開しようとしたら。コロナ禍の2年余り間に、少々衝撃の事実が。

 

  • アシアナ航空のマイレージのステータスの評価期間がすでに2019年から開始されていることが判明
  • アシアナ航空が経営不振に陥り、ライバルの大韓航空と経営統合 これってJALにANAが吸収されるって話じゃないですか?(ただし、現時点では変更等が微々たる状態で現状維持といったところ。。)

 

ANAマイレージクラブやユナイテッド航空のMileagePlusと違って、アシアナクラブは

  • 基本評価期間が2年
  • 4万マイルでスタアラゴールド
  • 上級会員ステータスは2年間有効! 
  • 評価期間中に4万マイルに達した瞬間からステータスが始まり、評価期間後2年間と合わせれば最長4年間維持できる
  • しかも自社便の縛りなし!

 

という最強のマイレージサービスは未だに健在です。 これもこの先は不透明ですが。

 

わき道マイラーこと、Zekeはこの恩恵を利用して、『一度もアシアナ航空に乗らずにスタアラゴールドを獲得、そして4年間維持』と成功しているわけですが。(コロナ禍の1年延長で5年) 

 

ここで自分の立ち位置をもう一度確認です。2019年3月1日~2023年2月28日までが評価期間 ふむふむ。 ステータス延長と同時に評価期間も2年から3年になっていたわけですね。

 

その間に2万マイル獲得でGold=スタアラシルバー(これはクレジットカード等で簡単に維持できますし、まったくもって意味のないステータス) 

4万マイルでDiamond=スタアラゴールドを再獲得というながれですね。  

現状では、19,667マイルで GOLD、 39,667マイルでDiamondかぁ~

これを来年の2月28日までに貯める。。

 

ほぼ無理~状態ですね。 ただし、目標をもって少し頑張ってみようと思います。