禅道会広島山口支部 支部長の岩間です。
今日は、先日に発表しました「5月型試合」の関係で「3/29審査会&大会の中止から5月型試合の決定まで」を書いてみたいと思います。
新型コロナウィルス感染防止のため、3月29日(日)「中国地区審査会・RF武道空手道中国地区大会」は中止、しばらくは大人数の審査会・大会が開催できなくなりました。
いつも午前中の審査会と午後の大会で合わせて300名くらいの参加があります。
我が団体 禅道会だけでなく、他流派他団体からも参加される中国地区"武道空手"の大イベントです。
自分の階級で優勝を目指し稽古を積む者、
昇段審査のため優勝を目指す者、
初参加で右も左もまだ分からないけど審査会大会にむけて頑張ってきた子、
それぞれの思いをかけたイベントです。
そんなイベントを準備していたのですが、社会的状況を見て開催日の数日前に中止を決断しました。
審査会・大会を目指して頑張っていた道場生もとても残念だったと思います。
開催日が3月29日ですから、、、
子供たちは「学年の最後の大会にむけて❗」
小学校6年生で昇段審査をかける子は「小学校の最後に優勝して昇段したい❗」
中学校3年生で昇段審査をかける子は「中学までが少年部だから、少年部の最後に優勝して昇段したい❗」
一般部の社会人の皆さんは「忙しい年度末に時間を作って稽古し調整してきた」
であったのに、イベント自体がなくなってしまい、残念な気持ちになったと思います。
私も主催者側として断腸の思いで中止を決断をしました。
数ヶ月前から""準備してきたもの""を白紙に戻すのですから、なんとも言えない気持ちでした。
""準備してきたもの""とは、
-イベントそのものの準備もですし、道場生にイベントを目標にさせて技を指導してきたこと-などもです。
同時期に禅道会の中部・関東・東海・関西の各地区でも全ての大会が中止となりました。主催の各支部長は皆同じ思いで中止を決断したと思います。
私としてはいろいろと考えた末に、北海道の大誠舘館長、禅道会北海道責任者の宮崎文洋先生に教えて頂き、「型試合」を行うことにしました。
宮崎先生ありがとうございました❗
相手と闘う競技を「組手試合」と言います。
それに対して技の型を実演する競技を「型試合」と言います。
相手と接触する競技「組手試合」ができない今は、「型試合」にて自らの基本を高めるための競技を積極的に行っていきたいと思います。
自らの基本を掘り下げて高めるいい機会となりますから、「組手試合」の大会がない今は「型試合」にエネルギーをむけて、皆さん頑張りましょう❗