立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

「大岩道」の道標・・・立山への道

2007年03月17日 | Zenblog
 滑川市内に残っているものです(滑川市文化財)。昔、海岸沿いに通っていた北陸道から分かれて大岩山日石寺を経て立山に参るための分岐点に立っていたものです。立山は奈良・平安時代から僧や修験者によって信仰の山として開かれ、江戸時代には庶民にも開放されました。
 陸奥・出羽・越後を初め全国から北陸道を通って、立山に参るためにこの道をたどったのです。ここから立山連峰の雄山(3003メートル)頂上にある雄山神社までは、急いでもまだ三泊以上は歩き続けなければならなかっただろうと想像されます。その気力や体力に今更ながら頭が下がります。

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2 コメント

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いずこに (おおつぼみ)
2007-03-18 00:25:05
非常に興味深い歴史背景で、しかも、趣ある石碑ですが、滑川のどこにあるのですか?(;^_^A
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道標のありか (zen)
2007-03-18 09:33:03
 この道標は、中滑川あたりの最も海よりの道、防潮堤の内側の道をたどるとあります。これ以外に、同様の道標が加積雪島神社にも二基あるとのことです。
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