今日は風は冷たく、雪がチラチラしています。さて、昨日書いた南北逆の妙な地図ですが、正式には「環日本海諸国図」といい俗に「逆さ地図」とも言っています。富山県が国土地理院の承認を得て作成・発行したもので、富山県刊行物センター(℡076-432-3111内線100)で販売しています(¥260)。私はまだ持っていません。去年買いに行ったら品切れだったのです。
私は、たしか網野善彦氏が書いた岩波新書『日本社会の歴史(上・中・下)』のなかの(上)でその地図を見たのです。日本列島と周辺諸国との日本海を通じての豊かな交流の歴史を書いていました。日本海は交通の障害物ではなく、縦横無尽の交通路になっていた、ということを述べていたように思います。
地図を変えて見ると、世界が変わりますね。世界地図を南北逆にしてみると南半球が浮かび上がります。また、欧米人たちが、大西洋ないしヨーロッパ中心の世界地図を眺めていると、欧米中心の思想を持ち、それ以外を中東とか極東とかいうのも当たり前になるのでしょう。
私は、たしか網野善彦氏が書いた岩波新書『日本社会の歴史(上・中・下)』のなかの(上)でその地図を見たのです。日本列島と周辺諸国との日本海を通じての豊かな交流の歴史を書いていました。日本海は交通の障害物ではなく、縦横無尽の交通路になっていた、ということを述べていたように思います。
地図を変えて見ると、世界が変わりますね。世界地図を南北逆にしてみると南半球が浮かび上がります。また、欧米人たちが、大西洋ないしヨーロッパ中心の世界地図を眺めていると、欧米中心の思想を持ち、それ以外を中東とか極東とかいうのも当たり前になるのでしょう。
去年の夏にスペインに行った人に「地図を買ってきてください!」とおねだりしておみやげにもらい、「う~む、不思議な感覚」とうっとり見ていました。
でも、日本の地図でこのようなものが!
欲しい欲しい欲しい!
書店で注文したら買えるかなぁ・・・
この地図は見慣れているはずのものだけに
本当にびっくりしました。
角度を変えるとものの見方も変わるんだなと実感。
確かにどういう風に伝わってきたのかが
はっきりとわかります。
おもしろい!