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Hanshin Tigers Series 2024

町田、代打ホームラン!(14日・京セラドーム大阪)

2006-07-16 21:11:48 | Osaka DOME
 前半戦の最後の首位攻防(天王山)第1戦は、タイガースが先制した。【2回裏】6番・鳥谷敬が、ドラゴンズの先発「エース」川上憲伸の渾身の内角ストレート(141㎞)をジャストミートして、打球はライトスタンド2階席へ! 第7号ソロホームラン! やはり先制ホームランが出ると景気付けになる。打線が活発になる。相手の先発ピッチャーの調子のバロメーターにもなる。「今日の川上なら打てる!」。

【3回裏】先頭の下柳剛がフォアボール(四球)で出塁。打席の中でやる気のない、それでいて右足には黒いレガース着用。下柳が醸し出す何ともいえない雰囲気に「2-1」とストライク先行しながら、歩かせてしまった川上。ベテラン下柳の「術中」に陥ってしまった、ようだ。
 1番・赤星憲広も(川上の)内角143㎞の速球を振り抜いて、ファースト(1塁手)の直ぐ横を抜けるライト前ヒット! 2番・藤本敦士の送りバントは3塁に封殺され、3番・浜中治は空振り三振に取られ、2-OUTになったが、4番・金本知憲の打席で(川上が)ワイルドピッチ!! 2-OUT2,3塁になって、「2-3」フルカウントからの勝負球のシュート(142㎞)を巧くセンター前に弾き返して、2者が還って「3対0」! 

【5回裏】にも(今度は)藤本、浜中の連打の後、金本がライトへ犠牲フライを打ち上げて、「4対0」。この回で川上をKO(降板)に追い込み、【6回裏】には代打・町田公二郎が今シーズン初打席で初ホームラン! タイガースに頼もしい右の代打の「切り札」が帰って来た。【8回裏】にも2点を奪って、「7対2」。前半戦の天王山、第1戦は「切り札」藤川球児を出すまでもなく、快勝! 

町田1号は史上2位タイ代打20号 (デイリースポーツ)