第1戦と第2戦を雨で流して、ポツンと第3戦が前半戦(オールスターゲーム前)最後の試合。当然勝って終わりたい。負けて、オールスター休みを挟むのは、気分が悪い。しかも相手が読売ジャイアンツ。負けると「倍」癪に障る。後半戦の最初が、いきなり中日ドラゴンズと敵地で激突するだけに、勝って終わりたい。それが皆の願いだった。
上原浩治と福原忍の投げ合いで「0対0」。「格」は上原の方が上だが、昨日は福原もジャイアンツ打線を散発2安打に抑えて、互角の投手戦を展開。タイガース打線も上原の前に散発3安打で攻略できない。とても今シーズン3勝(6敗)のピッチャーのピッチング、ではない。『WBC』で活躍したように、大舞台になればなるほど「本領」を発揮するのが、この男の特徴なのだろう。
攻略したのは【8回裏】「上原に勝たせてやりたいな…」のTVのゲスト解説の星野仙一SDの口から妄言(?)が紡ぎだされている最中、それを切り裂くように、先頭の6番・鳥谷敬が右中間を突破するツーベース(2塁打)!! 7番・矢野輝弘が確実に3塁に送って、8番・関本健太郎がセンターへ「値千金」の犠牲フライ! それにしても、鳥谷のベースタッチは鮮やか、だった。「これはOUTだな」のSDの予測も裏切る、鳥谷のナイスプレー!
こうなったら、藤川球児。【9回表】木村拓也、高橋由伸を連続三振に斬って取って、しかし迎えるは一発のある4番イ・スンヨプ。警戒に警戒を重ねて、フォークも交えて、結局フォアボール(四球)。1発が出れば、逆転の場面で5番ジョージ・アリアス。
ジョージの「恐さ」は誰もが知っているだけに、ここは一瞬ビビってタジろいだが、初球153㎞を空振り! 2球目も153㎞で空振り! 球児のスピードボールに付いていけないジョージ。それはそうだろう、速球に強かったら、今頃、日本に戻ってくることはなかっただろう。3球目も153㎞をズバッと外角低めに決めて、見逃し三振! ジョージは「敵ではなかった」。球児、最高!
鳥谷 絶妙V激走!トラ劇勝締め (デイリースポーツ)
上原浩治と福原忍の投げ合いで「0対0」。「格」は上原の方が上だが、昨日は福原もジャイアンツ打線を散発2安打に抑えて、互角の投手戦を展開。タイガース打線も上原の前に散発3安打で攻略できない。とても今シーズン3勝(6敗)のピッチャーのピッチング、ではない。『WBC』で活躍したように、大舞台になればなるほど「本領」を発揮するのが、この男の特徴なのだろう。
攻略したのは【8回裏】「上原に勝たせてやりたいな…」のTVのゲスト解説の星野仙一SDの口から妄言(?)が紡ぎだされている最中、それを切り裂くように、先頭の6番・鳥谷敬が右中間を突破するツーベース(2塁打)!! 7番・矢野輝弘が確実に3塁に送って、8番・関本健太郎がセンターへ「値千金」の犠牲フライ! それにしても、鳥谷のベースタッチは鮮やか、だった。「これはOUTだな」のSDの予測も裏切る、鳥谷のナイスプレー!
こうなったら、藤川球児。【9回表】木村拓也、高橋由伸を連続三振に斬って取って、しかし迎えるは一発のある4番イ・スンヨプ。警戒に警戒を重ねて、フォークも交えて、結局フォアボール(四球)。1発が出れば、逆転の場面で5番ジョージ・アリアス。
ジョージの「恐さ」は誰もが知っているだけに、ここは一瞬ビビってタジろいだが、初球153㎞を空振り! 2球目も153㎞で空振り! 球児のスピードボールに付いていけないジョージ。それはそうだろう、速球に強かったら、今頃、日本に戻ってくることはなかっただろう。3球目も153㎞をズバッと外角低めに決めて、見逃し三振! ジョージは「敵ではなかった」。球児、最高!
鳥谷 絶妙V激走!トラ劇勝締め (デイリースポーツ)