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Hanshin Tigers Series 2024

鳥谷、上原を攻略!(19日・甲子園)

2006-07-20 21:07:16 | Koushien Stadium
 第1戦と第2戦を雨で流して、ポツンと第3戦が前半戦(オールスターゲーム前)最後の試合。当然勝って終わりたい。負けて、オールスター休みを挟むのは、気分が悪い。しかも相手が読売ジャイアンツ。負けると「倍」癪に障る。後半戦の最初が、いきなり中日ドラゴンズと敵地で激突するだけに、勝って終わりたい。それが皆の願いだった。

 上原浩治と福原忍の投げ合いで「0対0」。「格」は上原の方が上だが、昨日は福原もジャイアンツ打線を散発2安打に抑えて、互角の投手戦を展開。タイガース打線も上原の前に散発3安打で攻略できない。とても今シーズン3勝(6敗)のピッチャーのピッチング、ではない。『WBC』で活躍したように、大舞台になればなるほど「本領」を発揮するのが、この男の特徴なのだろう。

 攻略したのは【8回裏】「上原に勝たせてやりたいな…」のTVのゲスト解説の星野仙一SDの口から妄言(?)が紡ぎだされている最中、それを切り裂くように、先頭の6番・鳥谷敬が右中間を突破するツーベース(2塁打)!! 7番・矢野輝弘が確実に3塁に送って、8番・関本健太郎がセンターへ「値千金」の犠牲フライ! それにしても、鳥谷のベースタッチは鮮やか、だった。「これはOUTだな」のSDの予測も裏切る、鳥谷のナイスプレー! 

 こうなったら、藤川球児。【9回表】木村拓也、高橋由伸を連続三振に斬って取って、しかし迎えるは一発のある4番イ・スンヨプ。警戒に警戒を重ねて、フォークも交えて、結局フォアボール(四球)。1発が出れば、逆転の場面で5番ジョージ・アリアス。
 ジョージの「恐さ」は誰もが知っているだけに、ここは一瞬ビビってタジろいだが、初球153㎞を空振り! 2球目も153㎞で空振り! 球児のスピードボールに付いていけないジョージ。それはそうだろう、速球に強かったら、今頃、日本に戻ってくることはなかっただろう。3球目も153㎞をズバッと外角低めに決めて、見逃し三振! ジョージは「敵ではなかった」。球児、最高

鳥谷 絶妙V激走!トラ劇勝締め (デイリースポーツ)

若竹4回1失点!(16日・由宇)

2006-07-20 15:10:36 | Western League
「7対7」で引き分け。先発の(高校生ルーキー)若竹竜士がノーヒットに抑えながら、4回を1失点。その後、逆転したものの、再逆転を許したのは、2年目の水落暢明とルーキー渡辺亮、か。【7回表】に再逆転したものの、【7回裏】に4番手の伊代野貴照が打ち込まれ、「5対7」。【9回表】に2点を返して、「7対7」の同点に追いついたのは、打線の粘り強さ。

 一方、1軍は首位攻防戦でドラゴンズに3タテを狙ったが、新たなる「天敵」中田賢一を打ち込めずに「2対4」で敗戦。前日までの連勝で勝ち越しを決め、この日の敗戦はある程度、覚悟、織り込み済みだったとはいえ、「天敵」にまたしても、捻られたのは面白くない。しかも故障から復帰したばかりの「天敵」だったのに、三振10個も奪われ、完敗! 

内容上々 ダーウィン責められん (デイリースポーツ)