別冊宝島の『巨人軍タブー事件史』。かなり期待して、購入したのだが、やや期待外れ。Amazonの画像も無いし。一応、一通り、読売巨人軍のスキャンダルは押さえられているが、撫でただけ、という気がする。特に『「湯口敏彦」はなぜ死んだのか』は、織田淳太郎の『巨人軍に葬られた男たち』(新潮文庫)に較べたら、比肩のしようが無い。織田本で語られたことが後追いされているだけ。事実の「新」発掘など何もない。
買わなきゃよかった、と後悔。ジャイアンツ・ファンでもないのに、何でこんな本を買ってしまったのか? プロ野球の盟主の座は、今や阪神タイガースが観客動員の実績面で、読売ジャイアンツを大きく引き離して、上回っている。今やタイガースが盟主の地位にある。
しかし「巨人」ブランドにいつまでも<ノスタルジー>を感じている“おっさんマスコミ”と、地方でジャイアンツ戦しか見たことなかった田舎者たち(!?)が依然として「巨人」中心主義を棄てない。当のタイガースにも「盟主」になる意気地が無いから、状況は膠着している。
橋本良 「野村ノート」で文武両道 (デイリースポーツ)
買わなきゃよかった、と後悔。ジャイアンツ・ファンでもないのに、何でこんな本を買ってしまったのか? プロ野球の盟主の座は、今や阪神タイガースが観客動員の実績面で、読売ジャイアンツを大きく引き離して、上回っている。今やタイガースが盟主の地位にある。
しかし「巨人」ブランドにいつまでも<ノスタルジー>を感じている“おっさんマスコミ”と、地方でジャイアンツ戦しか見たことなかった田舎者たち(!?)が依然として「巨人」中心主義を棄てない。当のタイガースにも「盟主」になる意気地が無いから、状況は膠着している。
橋本良 「野村ノート」で文武両道 (デイリースポーツ)