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プロ野球タブーの真相(別冊宝島)第3章

2007-01-16 20:46:59 | Stove League
 第3章は「栄枯盛衰巨人軍」。最後の章は丸々「巨人軍」の記事だから、この別冊宝島の根性が知れる。未だに巨人中心主義を唱えているのは、テレビ局を含めたマスコミだけ、である。あるいは、星野仙一(阪神タイガースSD)か、長野久義(日本大学)の二名か。何とか巨人軍に復活してもらいたい、また昔みたいに先頭に立って、引っ張って行って欲しい……そういう願望に溢れた記事のオンパレード、だった。途中で読む気力が無くなりそうになったが……

 桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)の退団は折り込み済みだったが、李承の「残留」は意外だった。この本も李の退団が前提で記事が書かれている。あれほどMLB(メジャーリーグ)に行く気満々だったのに、李に何があったのだろう? 謎だ。
 それから、原辰徳監督に意外に「人望」が無い(らしい)記事には驚かされた。そうなのか? 昨年のドラフト1位(巡)辻内崇信が潰されそうだ、という記事には「さもありなん」と思ったし、長嶋一茂「球団代表特別補佐」は今、彼が昔、あるコーチに吐いた言葉=「アイツ何様だよ!」と言われているらしい。

 巨人軍はこのまま墜ちていくべきだ。そして、12球団「平等」の価値観を生じさせ、サッカーの『Jリーグ』やMLBのように、地域に「完全」密着したプロ野球になるべきだ。まずはマスコミ(メディア)が変わらなければ。先導役を務めなければならないのに、その役割を放棄しているから、度し難い。この≪地盤沈下≫を止められない。

熊田曜子が3・5阪神戦で始球式 (デイリースポーツ)