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Hanshin Tigers Series 2024

ブツ切りのRソックス戦(22日・東京ドーム)

2008-03-22 20:27:50 | Pre-Season Game
 タイガースの「開幕投手」安藤優也が≪炎上≫! 3番デヴィット・オルティーズにレフトスタンド(最前列)に放り込まれ、6番J.D.ドリューにも3ランホームランを喫して、初回に(ありえない)4失点! 
 しかしオルティーズへの初球=インサイド寄りの速球(144km)を(MLBの球審に)「ボール」に判定されてから、安藤のリズムが狂った。それまで2者連続三振に打ち取って、快調なスタートだったのに、この一球。この後「0-3」にして、苦し紛れに投じた(外よりの)シュート(144km)を流し打たれた。
 
 そして続く4番「主砲」マニー・ラミレスにも「2-3」から投じたスライダーが外角一杯に決まったように見えたが、判定は「ボール」で四球。これでガックリきた(天を仰いだ)安藤は(続く)5番「ワールドシリーズMVP」マイク・ローウェルを「2-0」と追い込みながら、3球目をライト前に巧く運ばれ、6番「勝負強い」ドリューに左中間スタンドに流し打たれた。
 ……球審の判定に泣かされた4失点。ラミレスの見逃し三振でチェンジ、1失点で済んでいたハズなのに。初回の安藤は「不運」だったが、しかし【2回表】にもキッチリ、タイムリーヒットを浴びて、この5失点目は余分だった。

 それにしても、この試合を放送した日本テレビは【2回表】までは正常に放送したが、【2回裏】2-OUT満塁から、1番・赤星憲広がタイムリーヒット(内野安打)で「2対5」タイガースが2点を返したところで(突然)CMに突入! 
 この2点で終了したのかと思ったら、CM明けに2番・平野恵一がセンター前に2点タイムリーヒットを放って、「4対5」1点差に詰め寄ったが、ここでも突然CMによってバッサリ切られ、マウンド上に(3番手)左腕・江草仁貴が上がっていて、【6回表】2-OUT一、二塁の場面に突然リープ(飛躍)。≪哀れ≫江草は2番ケヴィン・ユーキリスにレフト前タイムリーヒットを浴びて、「4対6」2点差に拡げられてしまう。
 
 そして【6回裏】1-OUT一、二塁の場面に(タイム・リープ)跳んで、赤星がセンター前ヒットを放って、二塁ランナーのルー・フォードは三塁でストップ! 和田豊(三塁ベース)コーチは腕をグルグル回していたようだが、ボストン・レッドソックスのセンター、ジャコビー・エルズバリーの「強肩」を知っていたのだろう。自主的判断。この後、平野がセンターライナーを放って(犠牲フライ)フォードが還って、「5対6」再び1点差! 
……江草が抑えていれば勝機はあったのだが。それにしても、平野! 2番で「効いている」。浜中治(オリックス・バファローズ)を出してまで獲得した甲斐があった。今シーズンから健康よりも「賢い」自分を選択した関本賢太郎は今、何を思う? (レギュラー剥奪)

【9回表】のマウンドには≪守護神≫藤川球児が上がって、先頭のユーキリスに全て速球勝負を挑み、「2-3」から148kmの速球で「見事!」空振り三振! しかし、その後はダイジェスト(ハイライト)で藤川のピッチングの内容を紹介する日テレ(アナウンサー)。三振をもう一つ取ったようだが、全球を見たかったのに。
 所詮タイガースは“刺身のツマ”(“添え物”)。1時間半の中継の大部分を今夜の「読売ジャイアンツvs.オークランド・アスレティックス」の前宣伝に費やされた。せめてCS【G+】で完全中継してほしかったが、【G+】はイースタン・リーグ「巨人vs.東京ヤクルト」戦に出動中(生中継)。

田淵氏が始球式、Rソックス対阪神 (MAJOR.jp)

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