野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

得点圏打率.600の男、鳥谷が走者一掃!(15日・甲子園)

2008-04-16 12:03:37 | Koushien Stadium
 初回に先頭の赤星憲広が「2-3」からハーフスウィング、【sun-TV】のアナウンサーは「バットは回っています」と断言していたが、三塁・塁審(真鍋勝己)は大きく手を拡げて「セーフ」の判定。その後、盗塁して、2番・平野恵一が(ショートゴロで)三塁に送れなくて、3番・新井貴浩もショートゴロに倒れたが、ここで4番・金本知憲がセンター前に詰まりながらも落として、「弟」が打てなければ、「兄貴」が打つ(先制点)! 

【8回裏】先頭の赤星がレフト線にポトリと落として、平野が(今度は)送って、1-OUT三塁。ここで(初回に打てなかった)新井が(シバクように)センター前に弾き返して、待望の追加点! 昨シーズンまでは、こういう場面で悉くアンディー・シーツ(退団)が打てなくて、4番の金本に負担が掛かっていた。今シーズンはこの二人(兄弟)が負担を分け合っている。

 次に代打(切り札)桧山進次郎が出てきたので、一瞬、今岡誠に代打かと思ったが、昨日3三振の今岡は途中(6回裏)で代えられていた。「好調」タイガースで唯一の気懸かりは、この今岡。このまま(辛抱して)使い続けるか? それともファームに落として、最初からやり直してもらうか? (素人目に見ても)余りにも深刻……打席での表情にも明らかに「迷い」(自信の無さ)が窺えるので、後者の方がいいのではないかと思うが……

 対照的にバットがスムーズに出る桧山(バットを短く持っている)。フォークに泳がされながら、センター前に運んで、1-OUT満塁。ここで得点圏打率.600(セントラル・リーグ1位)の男、6番・鳥谷敬が引っ張って、ライト線にツーベース!! これが走者一掃になって、一挙に「5対0」! 
【9回表】は準備していた藤川球児を送り出すことなく、左腕・江草仁貴で締めて、3連勝! 先発して(6回無失点)好投したスコット・アッチソンも開幕から3連勝!! 2002年のトレイ・ムーア以来らしい(ムーア、懐かしい…)。 

林ちゃんに5・31DH復帰プラン (デイリースポーツ)

月刊 タイガース 2008年 04月号 [雑誌]