3度目の正直に福はあるか？（24日・グランドプリンス新高輪）

アマチュア野球35 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
日刊スポーツ出版社(2013-10-09)
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　昨年（1年前のドラフト会議）は“盆”と“正月”が一緒に来たような日になったが、今年は……現場が《即戦力》を要求しながら、その現場の責任者が籤（抽選）を外しまくって……3度目の正直に≪福≫はあるか？　
　それにしても（競合した）横浜DeNAベイスターズは、先発に左腕が一人位しかいないのに、なぜ地元の左腕を指名しなかったのか？　なぜ（毎年）右腕ばかり指名したがる？　柿田裕太（日本生命）と岩貞祐太（横浜商科大学）……二人の“ゆう太”。どちらがプロ野球で出世するか？　

　読売ジャイアンツが2位で指名した和田恋内野手（高知高校）は、事前に阪神タイガースが指名すると（一部で）報道されていたのに、タイガースはウェーバー順が先なのに、別人の高校生（外野手）＝横田慎太郎（鹿児島実業高校）を指名した。こちらも、どちらがプロで出世するか？　
　それにしても、よく梅野隆太郎捕手（福岡大学）が「4位」に残っていた。彼が4位で獲れただけでも、タイガースの今年のドラフトは「成功」と言えるのではないか？　捕手不足の昨今。当面は清水誉（7年目）で凌ぐとしても、2～3年後を考えた場合、彼の指名（交渉権獲得）は大きい。

　3位で指名した陽川尚将（東京農業大学）も「欲しかった」スラッガー・タイプの内野手だし。5位と6位でこれも「欲しかった」中継ぎタイプの左腕投手を二人、山本翔也（王子製紙）と（優と書いて「すぐる」）岩崎優（国士舘大学）を指名できたし。ただ、この二人が獲れたことで、“あの男”の去就（トライアウトの成否）に影響が出なければいいが……

ドラフト視聴率男は２年連続で和田監督（デイリースポーツ）

週刊ベースボール増刊 2013ドラフト候補名鑑 2013年 10/31号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社(2013-10-02)
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