野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

福原、粘りのピッチング!(11日・甲子園)

2006-07-12 13:07:37 | Koushien Stadium
 福原忍、粘りのピッチング。毎回ヒット1本を許しながら、【6回表】まで無失点。【7回表】にヒット2本を許して、1点を献上することになったが、「2対1」勝利に貢献した。そして、その1点を叩き出したのが、【4回裏】福原のバット。2-OUT3塁で、初球ストライク、2球目「大」空振りの後の4球目。スライダーに喰らい付いていって、前進守備のレフト前に落ちるタイムリーヒット!

【2回裏】の先制点も(7番)矢野輝弘の3塁線を破るタイムリーツーベース、だったし。昨日(11日)はバッテリーで勝った試合だった。今日(12日)はバッテリー以外の主力選手の働きに期待したいが……そういえば今日の先発(予想)は、今シーズン初登板(にして)プロ入り初先発の左腕・中村泰広か? あがり症(?)の中村。緊張して腕が縮みこまないように、伸び伸びと投げてもらいたいものだが……タイガースファン(甲子園の観衆)も緊張する一夜になりそうだ。

福原 打って投げて勝利に貢献 (デイリースポーツ)

同日同時刻、ファームは快勝した(9日・甲子園)

2006-07-10 22:32:23 | Western League
【3回裏】先頭の狩野恵輔(.289)がライト前ヒットで出塁し、8番・前田大和(.223)がセカンドへ内野安打。右打席の先発ピッチャー筒井和也が送りバントを失敗して、1-OUT1,2塁。しかし「勝負強い」1番・赤松真人(.326)が初球を狙い打って、三遊間を抜いて、1点を先制。この「勝負強さ」が上(1軍)に欲しい……「14安打15残塁」(9日・秋田)の1軍に……!!

 2番「移籍の」坂和彦(.350)はセカンドゴロ、併殺が崩れた間に2点目。3番・藤原通(.307)が三遊間を抜いて、「3対0」。藤原もこの「勝負強さ」を1軍で発揮できればいいのだが……1軍では交流戦(西武ライオンズ戦)のこういう場面で硬くなって、確かファーストフライに倒れてしまった藤原。チャンスを活かせず、またファームに舞い戻ってきたが、果たして、もう一度はあるか? 

【5回表】前日(8日)クリス・オクスプリングからプロ入り初ホームランを打っている、ドラゴンズの1番「ルーキー」藤井淳志(.189)が今度は筒井和から、レフトスタンドのポール際にフラフラと上がって、飛び込む(第2号)ソロホームラン! 
 筒井和は7イニングスを投げ切って、この1失点。この日は「良い」筒井が顔を出したようだ。ライヴァルの同じ左腕の中村泰広は1軍に引き上げられ、先発要員として待機している。抜かされた筒井は抜き返すことができるのか? 

【7回裏】1-OUT後、代打・庄田隆弘(.267)。開幕当初はレギュラーで打ちまくっていたが、赤松の復帰後は再び代打要員に甘んじている庄田。彼もライヴァルとの熾烈な競争の最中、だ。「0-3」からセンター前にクリーンヒットを放って、甲子園の数少ない観衆から賞賛の拍手を貰う。
 その赤松。ショートゴロを打って、苦笑い。俊足を生かして、1塁はセーフになったが、この男も「まだまだ」だ。HPを持たせるのは早過ぎた。2番・坂が三遊間を抜いて、1.3塁。3番・藤原が歩いて、4番・喜田剛(.274)。左腕・小林正人のスライダーに泳がされながらも、ライト前にヒットを放って、2者生還「5対1」。
「4番の仕事」に甲子園の数少ない観衆からこの日一番の盛大な拍手! 同日同時刻、ファームは快勝したタイガース。

虎大拙攻…指揮官「ストレスたまる」 (デイリースポーツ)

井川、完封目前でダウン!(8日・秋田)

2006-07-08 21:21:24 | Tokyo Swallows
 スワローズの先発・石川雅規の立ち上がりを突いて、初回に4連打で3点。【2回表】にも岡田彰布監督の熱血指導が効いたのか? 1番・赤星憲広が右中間を破って、「4対0」。しかし、この後、なかなか(全く!!)追加点が取れない。左腕・石川が立ち直ったからか? 相手の先発が普通の調子に戻ったら、沈黙する打線。3回以降はヒットすら出ない。(9回表にヒット1本)

 タイガースの先発は「エース」井川慶。8回までヒット4本に抑えて、普通なら完封ペースなのだが、【9回裏】先頭の青木宣親に初球140㎞の後、2球目のチェンジアップが高めに浮いて、これをライトスタンドに運ばれ、「4対1」。これで動揺したのか、2番アダム・リグスにストレートのフォアボール(四球)を与えて、井川はここで降板。無念……

 急遽登板、心の準備は出来ていたか? クローザー藤川球児。3番・岩村明憲に2球目の146㎞を流し打たれて、三遊間を抜かれる。0-OUT1,2塁。一発が出れば同点の場面で、4番アレックス・ラミレス。「2-3」フルカウントになって、最後は150㎞が外角低めに決まって、空振り三振! 最後に最高のボールが来た。これならアレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース)でも打てない!! 
 5番グレッグ・ラロッカも152㎞で連続空振り三振! 2-OUTになって、ホッとしたのか? 6番・宮出隆自にライト前に運ばれ、「4対2」。8番・米野智人には「格」の違いを見せ付け、149㎞の高めのボール球で空振り三振! 結局OUT3つを全て空振り三振で奪って、46イニングス連続無失点記録を更新。辛勝した秋田の夜。

岡田監督 不振の赤星に熱血指導 (デイリースポーツ)

藤川、154㎞で締め!(6日・甲子園)

2006-07-06 21:34:03 | Koushien Stadium
 今日(6日)勝ったからいいようなものの、負けていたら、目も当てられないような状況だった。昨日(5日)6回(降雨による)コールド負け。今日も先制点を許し、苦しい展開。ベイスターズの先発は「天敵」三浦大輔。嫌な感じだったが、【4回裏】8番・藤本敦士のレフト線に落ちるタイムリーツーベースで「1対1」。【6回裏】7番・矢野輝弘が1,2塁間を抜いて、「2対1」勝ち越し!

 それにしても【8回表】0-OUT1,3塁のピンチはよく凌いだものだと思う。復帰したものの、今ひとつ絶対的な安定感に欠ける3番手のジェフ・ウィリアムス。今夜も絶望的なピンチを招いて、同点を覚悟したのだが、1塁ランナーが牽制球に引っ掛かってくれて、1-OUT。1番・石井琢朗も「2-3」から外角一杯のスライダーを見逃して、三振! 
 今日の球審・ベテランの谷博(部長待遇)。外角を(広めに)採る球審なのだろう。初回に金本知憲に見逃し三振をコールしたときには「このやろっ」と思ったが、これには救われた。

 そして【9回表】は藤川球児。この絶対的な安定感。いつものように2三振を奪って、当然のように、45イニングス無失点記録を更新した。最後の球速は154㎞! この安定感なら、久保田智之が還って来ても、配置転換は必要ないように思える。不安定な久保田は先発に回して、再スタートを切らせるべきだと思う。藤川は天性の抑えの切り札。これを活かさない手(策)は、ない。

虎の新方程式「AFJ」で締めた!! (デイリースポーツ)

大阪ドーム男、お立ち台へ(4日・京セラドーム大阪)

2006-07-05 01:56:01 | Osaka DOME
 初回2回に横浜ベイスターズに2点を先行されて、連敗中の阪神タイガースは嫌なムード。そんなチームの危機を救ってくれたのは、タイガースの選手ではなく、ベイスターズの先発、左腕・那須野巧だった。【5回裏】6番・矢野輝弘のセンターオーヴァーと7番・鳥谷敬のセンター前ヒットで1点を返して、尚1-OUT1塁から4連続フォアボール(四球)! 2度の押し出しで2点を貰って、「3対2」逆転!! 

 1点差ではまだまだ安心は出来なかったが、【7回裏】先頭の代打・林威助がライトスタンドへ第3号ソロホームラン! これで「4対2」。これで「勝てる」と確信が持てるところにタイガース・リリーフ(ブルペン)陣の「強味」がある。【7回表】から能見篤史、ジェフ・ウィリアムス、藤川球児と繋いで、完勝。藤川はこれで44イニングス(3/2)連続無失点を継続、だ。

粘投で白星!福原 自身5連勝 (デイリースポーツ)

中村泰7回無失点!(2日・静岡)

2006-07-04 01:35:07 | Western League
 先発の左腕・中村泰広(4年目)が7イニングスを無失点、2安打に抑えて、「7対0」で快勝! ファームの交流戦、イースタンリーグの読売ジャイアンツとの2連戦を「1勝1敗」にして終えた。しかし1軍の方は……10連敗していたチームに1勝2敗で負け越すとは……こちらは逆に「0対2」。ジャイアンツの左腕・内海哲也(3年目)に完封負けを喫した!

井川かわいそうや…3安打で敗戦投手(デイリースポーツ)

もう一つの巨人vs.阪神戦(1日・掛川)

2006-07-02 12:29:46 | Western League
 読売ジャイアンツの連敗(10)を止められるのは、盟友(?)阪神タイガースしかない、と思っていたが、その通りになった。先発のクリス・オクスプリングがどうしても中盤以降に捉まってしまう。昨日(1日)は仔細にスコアを見たら、初回に早くも1失点していた。相手の先発は「エース」上原浩治だっただけに、これでは勝ち目はなかった。「2対4」で逆転負け!

 そういえば、ファームも(静岡の)掛川(市民球場)でもう一つの「巨人vs.阪神」戦、イースタンリーグのジャイアンツと交流戦を行ったが、この試合でも「4対5」で惜敗している。ファームとはいえ、ジャイアンツに1日に2度も負けるのは(無性に)悔しい。今日(2日)こそは勝て!! と檄を飛ばしたい心境、だ。今日こそは負けられない。絶対に、だ。エース井川慶、出陣! これは東京ドームの件。

大和 フル出場で2安打2打点 (デイリースポーツ)

巨人に10連敗への導き!(30日・東京ドーム)

2006-07-01 00:36:16 | Tokyo Giants
 現在9連敗中の「難敵」読売ジャイアンツ。「大型」連敗中だけに、そろそろ連敗が止まりそうだから、そういう意味でいえば「難敵」。連敗中は初回に失点しているそうだから、先制点が欲しかったが、先発のベテラン左腕・工藤公康が1-OUT後、2番・関本健太郎の背中にデッドボール(死球)を与えて、思わぬ形で向こうから「きっかけ」(契機)を与えてくれた。

 3番アンディー・シーツが工藤のカーヴを捉えて、レフト前ヒット! 1-OUT1,2塁にチャンス拡大して、金本知憲が「4番の仕事」ライナーでセンター前にヒットを放って、1-OUT満塁。ここで5番・浜中治。
 浜中に懸かってきたが、「2-0」に追い込まれて、3球目を打って、ボテボテのサードゴロ。レフトスタンドからは巨大な溜息が降ってきたが、ライトスタンドのジャイアンツファンは密かに瞑目したかもしれない。サードのジョー・ディロンがホームへの送球を(3塁ランナー)関本のヘルメットに当てて、関本は大当たり! この間に2者還って「2対0」。さらに6番・矢野輝弘のショートゴロの間に3点目。先制点はタイガース!

 こうなれば、タイガース先発のベテラン左腕・下柳剛の「術中」にジャイアンツ打線が嵌ってくれる。タイガースは【3回表】にも浜中の「0-3」から打ったライトスタンドへのソロホームラン(第12号)! 「4対0」。【5回表】には3番シーツがセンター(バックスクリーン)右に第11号ソロホームラン! 「5対0」。

【6回表】先頭の浜中がセンター前ヒットで出塁。そろそろ浜中には「5番」に定着してもらわなければならない。この試合がその契機になるか? 1-OUT後「左」対「左」をものともせずに、7番・鳥谷敬、8番・藤本敦士が連打で繋ぎ、1-OUT満塁。ここで9番・下柳が「左」対「左」をものともしない「究極」で(前進守備を嘲笑う)センター前に抜けるヒットで「7対0」。ここで工藤をKO(降板)。

【7回表】フォアボールで歩いた金本を置いて、6番・矢野がライトスタンドへ第10号の2ランホームラン! 「9対0」。【9回表】にも相手のワイルドピッチ2つで2点が入って「11対0」。東北福祉大学の大先輩、矢野にとんでもない頭付近のボールを投げ込んで、ベースカヴァーも忘れた、ルーキーの福田聡志。思いっきり動揺したのだろう。申し訳無さそうな顔をしていたのが印象的だった。

 先発の下柳は完封のチャンスを辞退して(?)【8回裏】から2番手・能見篤史にマウンドを譲り、その能見も2イニングスをパーフェクト・リリーフ。何をやっても上手くいったタイガースが「11対0」快勝! かつてのライヴァル=ジャイアンツはこれで泥沼の10連敗……強さの面影も無い。

浜中 G大崩壊呼ぶ久々会心12号 (デイリースポーツ)