ちょっと古い本で発売当時ちょっと話題になった本をまた読み返して「気づき」がありました。
1回目読んだときは「日本とアメリカでは生活習慣やビジネス習慣がまったく違うからちょっとあてはまらないなぁ~。次に米国に行ったときにはもちろんこれを意識して実行してみよう。」的な表面をなぞっただけのよくある感想でした。
今回読んでみて、「数年前に結構イイこと言っているじゃない。そうそう、そうあるべきだよね。私もそう思うね。」という感想。
1回目は「世界のエリート」とか「ハーバード・ビジネススクール」という言葉にとらわれて読んでしまったのが原因です。
2回目は「今の仕事ぶりを見直すのになにかヒントはないかな?まだまだ学ぶべきことがあるはずだ。」という気持ちで読んだのでためになったと思います。
この違いはインプットするときの心理状態によって本やネットなどの情報源からインプットできる量と質が大きく変わることを意味しています。
セミナーもそうですね。せっかく貴重な時間と費用をかけて参加しているのに、参加している本人が批判的で独善的だと「こんなセミナー意味がない。」と言って何にも得られないで終わってしまいます。セミナーを意味なきものにしているのは、講演者ではなく、実は、その人自身の心なのです。
せっかく貴重な時間と費用を費やしているのですから、謙虚に学ぶ姿勢とその本やそのセミナーが素晴らしいものとして受け取ったほうがきっと得るものが多くなります。そのほうがお得ですね。
親学として、何からでも、誰からでも、おんぶをしている子どもからでも、時には自分を叱責している人からも学ぶーそういう凄い人になれたら最高です。
「人生我以外皆師」です。