友人から封筒が届いた。
中の添え書きに「私が現職の頃に書いていた随筆のうち、幾つかをゼロックスしました」とあった。
友人とは服部圭介氏、現職とは市議1期県議6期の政治家時代を指す。
一読して、その内容の充実に驚きと感嘆。
生活感溢れるエピソードから歴史雑感、読書論、社会事象への考察、支援者との語らい等々、県政の政策発表的なものも勿論ある。
巧みな文章も好感の要素。そういえば、氏は政治家以前は新聞記者だった。
圧巻は、氏の半生、とりわけ父君の思い出は、その後の人生の原点ともいえるもので、氏を語って余りある。
氏が、車の湘南ナンバー制定の先駆けだったとは、知らなかった。
もしかしたら、波乱万丈の父君に引っ張られて藤沢市内を転々とした一家の歴史と微妙に綾なしているかも知れない。
ネットの時代、ホーム・ページからの発信は政治家の基本。綴った随想は、膨大な量と言う。
選りすぐりで出版を企画して貰えないだろうか。
ちょっとブームが下火になった感の自費出版だが、これから団塊世代の励ましになるだろう。
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