u t a u k u j i r a
詠う鯨 - Whale that sings -
くじらGOODS 75
ポロシャツ
全面いっぱいにクジラが描かれたポロシャツ。
ブランドはUSPP。
バックもおしゃれ
次女出産記5
症状はむくみ、高血圧、尿タンパクで、このうち1つもしくは2つ以上の症状がみられるもの。
詳しい原因は未だに不明だそうだ。フツーの生活をしていて発症するのは、「運が悪い」としか言いようがない。
担当の先生から説明がある。帝王切開した人とは別。産科、小児科は完全に分かれているのである。
「お子さんは今のところ安定しています。」
よかった・・・
「しかし、こういう場合、脳内出血を起こす事が多いです」
!! そういうことになったら・・・
「我々もできるだけの事をしますので。」
・・・お願いします
「そこでですね、万一の事があると、輸血もしなければならないので、一応、同意書にサインをお願いしたいのですが。」
・・・はあ
「あとですね、週数からいって、心臓の右左をわける壁が完全ではありません。」
・・・!! 大丈夫なんでしょうか?
「そこでですね、インドメタシンを入れると、早く心臓が完成されるという臨床結果があります。で、投薬したいのですが、これについても同意書をお願いします。」
同意書を取るという事は、万一の時があっても何も言わせないと言う事だ。
やはり大学病院だな、と思う。患者であると同時に、臨床例でもある。しかし、それを認めた上でお願いするしかない。
お願いします、と言う以外無かった。
「さわってみますか?」
看護婦さんから声をかけられる。
え、大丈夫なんですか?
「大丈夫ですよ、ここから手を入れまして(保育器には面倒をみる為の穴が2つ開いている。開閉式)、終わりましたらしめて下さいね」
チューブやコードが抜けそうな気がしたので、そーっとさわる。
息をしていた。鼓動がわかった。あたたかかった。
くじらGOODS 74
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長女が産まれる遙か前に購入。
13.5cm
カカトのしっぽがグッド
結婚したてのころ、デパートをぶらついていて発見。
子供など全然考えていなかったが、『そのうち使うだろう』という事でGET。
はい、ご想像のとおり未使用。
次女出産記4
その看護婦さんから話を聞いた。
奥さんは自分で自分のことを責めていたそうだ。
何で妊娠中毒症になったのだろう、何がいけなかったのだろう・・・
1日でも長くお腹に置いておけなかったのだろうか・・・
気の利いた慰めの言葉など、何も出なかった。
気持ちは痛いほどわかる、が、本人の痛みはこの何万倍、何千万倍か・・・
いまは、無事、子供が育つよう、できる限りの事を、しよう。
さてさて、次女が生まれた日の夕方、NICU(新生児集中治療室)に入れるとのこと。
奥さんはまだ起きあがれなかった、帝王切開だから当然。
入り口でまずコール。インターホンで氏名を言う。確認OKなら、扉が開く。
ホイホイと入っていく訳にはいかない。基本的に親以外は入室禁止。
・・・厳重にやっておかないと、じーさんばーさんが平気で入ってくる。
当然土禁。スリッパに履き替える。
廊下を行き、更に奥にも扉。またインターホンでコール。
扉が開く、が、まだ室内ではない。前室。
ブラシでの手洗い、殺菌済みの白衣、帽子、マスクを付ける。ほとんど手術前の外科医って感じ。
「これからはこのようにして入室して下さいね」と、看護婦さんに言われる。
次女のところへ案内される。
保育器の中にうつぶせになっていた。
投薬器が3個、呼吸器、心拍と体温のモニタ、それと次女を繋ぐチューブとコード・・・
ヒモだらけだった。
それでも確かに生きていた。
くじらGOODS opt1
工事用バリケードの絵
自治医科大学付属病院は、現在一部工事中。
で、工事現場を囲うバリケードに描かれていた。
ポップでヨロシイ。
携帯のカメラなので、画質イマイチ スマソ
次女が発熱。朝は元気だったのだが、お昼すぎに体温を測ったら、
39.9℃
・・・大人ならとうの昔に動けなくなっているな。
インフルエンザも考えられるので、休日救急にお世話になった。
結果はシロ。原因はよく解らないが、何かの菌でしょう、とのこと(ヲイヲイ)。
鼻水もひどくないので、薬は無しとなった。
救急はえらく混んでいた。子供が多かった。
2時半頃入って、終わりは5時。出てくる頃は我々が入ったときの倍の人数になっていた。
熱は夜になるほど上がるからなぁ。
病院は、これからが稼ぎ時・・・ それどころではないか。先生方、頑張って下さい。
次女出産記3
それだけパニくっていたという事で。
病院に着き、早速検査が始まる。
約1時間後、私が呼ばれる。
・・・奥さんが泣いている。なぜ、もしや・・・
先生の説明を聞く。
「奥様にはお話したのですが、簡単に言うと妊娠中毒症です。」
!! はい? なんで・・・??
「血圧は危険な数値です。目ですが、網膜剥離を起こしかけています。」
頭の中、マッシロ・・・
「赤ちゃんですが、しばらく前から栄養が行っていない状態です。成長できていません。」
・・・ もう、何も言えない、考えられない
「このままですと、母子ともに命にかかわります。」
!!
「ですので、赤ちゃん、出します」
この後、あまり記憶にない。『手術に同意します、失敗しても文句言いません』のような内容の書類にサインして、泣いている奥さんを見送ったと思う。
手術室の前で待っている間、既に子供は諦めていた。奥さんだけは生きてくれ、という思いでいっぱいだった。
どの位時間がたったのかも、よくわからなかった。
手術が終わり、先生が来た。
「手術終わりました。もう少ししたら奥さん出てきますね。」
無事ですか・・・?
「はい、大丈夫ですよ。目の方は眼科で改めて見ることにします。」
ありがとうございました・・・
「赤ちゃんはNICUに移しましたね。今日見られると思います。後で担当寄こしますね。」
・・・はい??
・・・無事なの??
・・・生きているの??
「産声もあげましたよ。無事ですよ」
よかった~
・・・本当はこんなありきたりのチンケな言葉では表せない気持ちだったのだが。
3月13日 次女誕生。
誕生時、28週目 体重、838g 極超未熟児に分類される
くじらGOODS 73
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スタンダードなカタチのもの。
胸,つーか,おなかの部分にクジラマーク。
わかりづらいのでZOOM UP
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次女出産記(タイトル変更)
・・・読んでいる人はいるのか??
次女の予定日は,5月30日だったので,11月末から定期検診に行っていた。
年が明けた頃から,奥さんが『調子悪い・・・』と言うことが多くなった。
事がコトなので,やはり悪阻だろう,と思っていた。検診でも特に問題がある,と言う話はなかったし。
2月末の検診後あたりから,寝込むことが多くなった。
そして3月12日の深夜・・・
『・・・少し出血しているみたい』
! 大丈夫か??
『あまり痛くはないから,明日病院行ってみる』
俺もついて行くよ
『明日,外せない会議あるんじゃなかったっけ?』
午後からだから大丈夫だろう
『それじゃお願い・・・』
3月13日
朝一番で産婦人科へ。事情を話す。
で,基本的な検査。
終わった後,先生が,
「大きな病院で見てもらった方が良いですね。ウチでは対応できないです」
!! なに~ !!
「あまり具合が良くありません。血圧は200超えているし」
!!!
「市内の総合病院へ連絡とりますね」
非常に危険な状態だった。2月末の検診では何も無かったのに・・・
「市内の病院でも対応できないそうです。」
!!!! どーすんだよ!!!!
「ちょっと遠いのですが,自治医科大学病院わかります? そちらで受け入れてくれるそうです」
自治医大病院なら,水戸やつくばへ行くよりずっと近い。
早速向かう。揺れないよう,安全運転で全力疾走。
病院を出るとき,先生がボソっと,
「前の検診の時,タンパクでてたなぁ 血圧も高かったなぁ」
!!!!! テメ~ キチンと言えよ!! これで何かあったらコロス!
と,心で叫んだ私だった。胸ぐらつかんでいる暇はない。
(・・・続きます)
くじらGOODS 72
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履いて、紐を首のところで縛る。
金太郎さん状態になる。上半身はほとんどハダカ。
お腹が冷えなければヨシ。
クジラにクマが乗っているアップリケは、かなりカワイイ
出産
あの宮内庁病院がついていても、雅子ちゃんの場合もあるから、キコちゃんには気を付けてもらいたいモノだ。
ウチの場合は・・・
長女は2900gと、チョット小さめだったが、出てくるまで時間がかかった。
陣痛から出産まで、丸2日と半日。幸い母体も子供も問題なかった。
病院の方針で、陣痛促進剤は極力使用しない。まあ、安易に使うと子宮収縮が激しくなりすぎ、エラいことになる場合もあるから、それはそれでよいのだが、
2日以上はないだろ!!
おまけに黄疸がちょっとあったので、母子共に退院、はできなかった。3日遅れ。
この産婦人科、ダイジョーブか?? とちょっと思ったのだが、院長先生の評判は昔から上々だし、看護婦さん達もそれなりによくやってくれたので、ヨシとした。
次女が懐妊したときも、『同じ病院でいいか』と、ここに通院していたのだが、長女から次女までの間に、院長の代替わりや看護婦がほとんど入れ替わったりと、色々あったようだ。
検診も、長女の時は2時間とか待たされた事もあったようだが、次女の時はほとんど待ちがなかったようだ。
早い話、客が減っていた。新しい病院ができたとかではない。
今思えば、評判が落ちていたのだろう。
(・・・続きます)
くじらGOODS 71
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両脇は開いていて、紐で縛っておく。
なかなか涼しげ。
これは次女が使用。青い方は食べこぼしでシミだらけに・・・
紀子様
皇室典範改正を今国会で! と騒いでいるまっただ中、絶妙のタイミングだ。
やるな、宮内庁。雅子ちゃんをクビにしようとしているだけはある。
小泉も、「早急に改正するなんて一言も言っていない。慎重に議論しようと言っている」と。
素早い変わり身、ホリエモンの時と同じだ。
女帝が無くなる可能性も出てきたな。
しかしなぁ、システムに関わっている立場から言うと、元号改定のスパンが短くなるのは手間なのだ。
(男子が産まれるという前提で)
ヒロ君 → アッキー → アッキーJr が20年くらいだと、下手すりゃ2回関わる。
歴換算のロジックは、今は昭和 → 平成 だけだが(その前は、電算システムがない)、4つ組まなければならない可能性もあるな。
組むのは西暦の引き算だけだから簡単なのだが、テストが待っている。
アウトプットが多いと、時間がかかる。
昭和→平成のときも、思いのほか時間がかかったとのこと。
事前に何年何月何日から元号は何になる、と言うのは解らないからなあ。
と言う訳で、私が仕事している間は、天皇家の皆様にはお元気でお健やかにいて頂きたい、つーか、「御祈念しております」
あ、「紀子様、おめでとうございます。ご無理なさらず、お体にお気を付け下さい」
くじらGOODS 70
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子供のプールの時などの着替え用タオル。
ホックが付いていて、頭からすっぽり被れるようになっている。
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長女が小さいときに購入。そのうち使うだろう、と仕舞い込んでしまった。
次女はまだ使うことができない。
神はサイコロを振らない(大石 英司)
コンセプトは「黄泉がえり」(梶尾真治)+「夏への扉」(ロバート・A・ハインライン)って感じかな。
戦国自衛隊のようなハデなタイムスリップものも,それはそれで面白い。が,タイムスリップを,過去にいなくなった人が,突然目の前に現れたら? 突然自分が未来に飛ばされたら? そこではどんなドラマが生まれるのか? のための道具として使うのも面白い。
「黄泉がえり」は,映画版をTVで見た。ストーリーは面白い。が,日本映画の悲しい性,柴崎コウのプロモーション色が強すぎてイマイチ。あれが無く,草薙のヒューマンドラマだけに絞ればもう少し良くなったと思う。
「夏への扉」は,「宇宙の戦士」や「月は無慈悲な~」(これはさっぱり解らなかった)なんかの後に読んだので,『ハインラインが人間ドラマ書いてる~!!』とビックリした(大半はSF以上に思えない)。
おまけにSFで感動したのもこの作品が初めてだった。
しかし,10年間か・・・ 何があったろ。
仕事はあまり変わっていないな。努力も,苦労も,う~ん,それほどか。
家庭は,子供一色かな。奥さんも(それほど)変わっていない。
10年前に戻ったら,誰に何を言うんだろう?
10年後に行ったら,誰に何を言われるんだろう?
そして,今,自分は・・・
「神はサイコロを振らない」久々に面白かった,オススメです。
TV版は設定が変更されている。消えるまで11日もあるし,現れるのは2月10日だし。
消えるまで3日しかないからこそ,ドラマが生まれるのであり,消えるのが8月15日なのがポイントだしなぁ。話が間延びしすぎて緊迫感に欠ける。
と言いつつも,TV版は見るのだが。
くじらGOODS 69
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瓶の中にクジラがゆらゆら泳ぐマグネット。
比重の違う透明と青の液体が入っていて、ちょうど境目にクジラが浮いている。
上にいるのはくじらGOODS 19のマグネット。行方不明だった1匹を発見。
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