八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

生老病死

2023-10-22 21:37:23 | 日記
生老病死苦
人は生まれたときから苦のはじまりである。

お釈迦様が私達に教えてくれてる。

命あるものには平等に訪れる苦だよー。
と。

ならば、少しでも苦を減らしたい。と思うのが私達凡夫。

そこを受け容れろ。

と言われても、シワが~。シミーが。イボが、と老化を恐れエイジングケアにいそしむのであります。 

生後2ヶ月の赤ちゃんが今日は来られました。本当に純粋無垢のほわほわカワイイ。

見てるだけで癒やされます。
 
生命が満ち溢れてる。  


私はといえば坐骨神経痛に悩まされてます。
二十代で悪かったのが治ってたのに。モグラの穴にハマってからー。
老いだわ。

とトホホと嘆いてたら。

夕方草刈りしたインゲさんが「腰がヤバイ。あかんわ!十年後草刈り機もてんのかなぁ?」と弱音炸裂。


十年前そりゃおいてるよね。今より確実に。

それに備えたコツコツと努力をしましょう。


こういう流れになると、ダークな感じになりケンカに向かうので私は居間を離れ部屋で、アロマ焚いてストレッチとマッサージ器でセルフほぐしに勤しみます😅


年取ったなあー。おじいさんや!おばあさんや!というとこまで夫婦暮らせてるのは、当たり前のようで当たり前でないですよね。
 
うちの父は早かったから、おじいちゃんになる前に仏の世界へ還る事もあるし。

命あるものいつ、果てるかも誰にもわかりませんもんね。


赤ちゃんのあのマルマルツルツルした神々しさ〜。

いいなあ。

お犬様でなく赤ちゃん抱っこしていたいなあ。

「触らんでウザい」と言われる日が来るかもやから沢山抱っこしていたほうがいいよー。

と話しました。

反抗期は訪れますもんね。

笑笑

その時、その時を大切にしないとなあ。

それにしても坐骨神経痛痛いなあ。

 



心ここにあらず

2023-10-22 07:26:46 | 日記
「なんだろう?真剣味がないなあー。本当に思ってるのだろうか?」とずーっと思ってたら。
なるほどな。
と言うことが後々わかる。

本人は、いつも通りの、つもりなのだろうが、大人はなんとなく誰でも感じると思うんだよなあ。

親と子供や友達や近い存在にはなら「どうしたの?なんかあった?」とか「嫌ならやめなさいよー。」と言うけどそうでないなら聞けないよなあ。

後々分かった理由によって「そうだったのかー?大丈夫かなあ?」と心配したり。

「なんだ、気分が悪い。私は馬鹿にされてたなあ。」となることもある。

自分はうまくやってるつもりでも。案外と他者は分かってることが多い。

相談に来る方と話してると思う。

この前の人は、凄く凄く心配してたのに真逆でガッカリした。
自分はこの人の為だと、財力も時間も割いてヘトヘトになるほどボランティア感覚で一緒に過ごしてきてたけど、急に「やめましょう!」と言われドット老け込んでた。

きっと、この方が「いいよーいいよー。」と優しさで行ってた行為事態を相手は頑張って行ってくれてるとは、気がついてないのでは?
と言うと。
「いや!わかっとるよ。努力が嫌になり楽しい事に逃げたんやわ。私とのことは結果はすぐでらんけんなあ。私が死んだあとも、続いたら結果よりれきしに残るんじゃけどなあ。そう思ってしたんやけど。最近は心、ここにあらずやったけど。疲れとんなあ。とますます心配て色々差し入れしとったんじゃ」とのことでした。

この方は「まだ立直れんし。はがいいけん!自分が今度は主になってしよ!と思うよ。人の夢にのって応援したけど、自分の夢にしようと考えかえてみたわ。まだ、ちょっと休むけどなあー。やめんとおもうわー。」と最後には意欲を語ってましたが。
周りから「ほら見たことか!」と言われたのも辛ったとのことです。

「いや。他人にそこまでできる人はいないですよ。仏様はみてるよ。その人が貴方のことを利用してポンと乗り換えたんなら、自分に返ってくるよね。不思議とでも、自分がその人への怒りのイメージや憎しみを、抱けばボランティア精神で頑張って捧げたことも不のの、想いに変わるから同じ次元になるか、それ以下になるから、その上をいき。楽しい事が成功すればいいね。そして次は誰かのために尽力を尽くしなさいね。」位がいいよ。

「自分が怒りや憎しみに支配されたら身体も心も悪くなるよ。お不動様はみてるよ。

その時、その時他者が困ってるからと布施と下座行でその人を救おうと菩提心を捧げたこともお不動様はみてるよ。これからは、お寺に尽くしてね(笑笑)」とお茶をのんで帰られました。

相手に怒りつづけることは、アホらしい。
この前も「ご飯が食べれんほどキツイ。怖い。旦那に浮気された相手の生霊かなぁ?」「いやー。アンタが生霊飛ばすぐらい飛ばしてたんやない?と思うくらい憎んで怨んでるよね。それで心も身体もヘトヘトなんよ。きついよね。裏切られると、なかなか許せんよね。」と言うこともあります。  毎週、お参りに来て自分の心を浄化させていってます。 
と言うこともある。

思えば旦那さんは、最近心ここにあらず。スマホばかり見ていたそうです。

眼の前にいる人を大切にしないと、相手はきがついてますよ。

もし相手は気がついて無くても仏様やご先祖様は見てます。

そこを忘れないことだなあ。


相手には気が付かれてない!と思って油断したり過信してると目の前から、大切な人を失うのになあ。

とお参りに来る方と対話で感じました。

人の縁不思議だし、大切にしないと切れてしまう。






令和5年八面山峰入り

2023-10-20 11:21:46 | 日記


11月3日15時より、上田口の観音堂後で柴燈護摩を、八面山峰入り実行委員会のお手伝いで厳修させていただきます。

朝から歩いての1日峰入りもございます。

どうぞお参りお願いします。

子供山伏も募集中です。

火渡りもございますので是非どうぞ。


お別れのお参り

2023-10-20 08:52:58 | 日記
ずーっと私が小さい時から毎月、お参りに来られてた方が夏頃からいつ亡くなるかわからない状態になられていて。
「盆前か?8月はもたないかも?」
との娘さんからのお電話に「できるだけ会いにいくしかないよなあー。本当に二人で一人みたいな母娘だったから、辛いなけど、貴方のために頑張りようよね。おばあちゃん」と。
8月の終わりには食事をとれるまでに回復しましたが、「最近は何も食べれんくなった。お参りして〜もう駄目かもしれん。」と言われてこちらから、お参り。

そうして心配してたら、「おばあちゃん亡くなったんよ朝、いま八面山にばあちゃん乗せてお別れにいきよう!!5分でつく」との連絡。
急いで改良服(黒い衣)に着替えて下の駐車場へ。
インゲさんも、一緒にお参り。

私は、つい泣いちゃうのでインゲさんが居てくれてありがたかった。

どうしても長く深い付き合いの信者さんのお別れには僧侶なのに涙がでるんです。
ダメです🙏


「元気でまた、来たかったよねぇ。でも精一杯頑張りましたね。お疲れ様。仏の世界から大好きな娘さんを、見守ってね。父が亡くなっても変わらず、お参りを毎月続けてくださり、ありがとうございました。」と参りました。

枕経が大好きな八面山でできて良かったね。
優しい娘さんご夫婦です。 おばあちゃんの、好きだったお世話になった場所を巡ってるとのことでした。

八面山の麓で育った方なので八面山が好きだったんですよね。 

お別れは辛いな。
亡くなった方や施主さんご家族を、思うとどんなに、お歳を召されててもつらいです。

神護寺では、お通夜お葬儀は檀家寺で行うという方が信者寺なので多いので、そんな時は枕経でのお弔いをさせていただいてますが〜
お寺まで来られた方は初めてでした。

おばあちゃんがズーッと祈りつづけてきたことは、今は成就されています。

願い事が叶っても自分で来れる間はタクシーに乗ってきたり、お孫さんと来たり毎月のお参りは欠かしませんでした。


「ありがたいね。それと又、なったら困るもんな〜。」

と言ってました。

お疲れ様でした🙏🙏🙏




18日

2023-10-18 21:39:30 | 日記
18日は観音様の縁日です。

朝8時半に月命日のお参りにでかけたインゲさん。
その後、神護寺奥の院にお参りに行く予定でしたがー。
私が急用でお寺のお参りができなくなり。

昼からインゲサンには、奥の院に行ってもらいました。

帰ってきたら、山門周りの植木の剪定。

そんなハードな1日。