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源明子→六条御息所 婉子女王→朧月夜

2024-04-13 | ファッション
「光る君へ」(2024年NHK大河ドラマ)と「源氏物語」とのコラボ(Collaboration)。
「光る君へ 第14回 星落ちてなお」での「組み・結び合わせ」。
時は990年、道隆・道兼・道長らの父、藤原兼家(929~990/7/2)が亡くなった年。
彼の死因は病気ですが、併せて呪詛死も導入されました。
呪詛役は道長(966~1027)の妾、明子女王(演 瀧内公美)=源明子(965~1049)。
思わず、源氏物語の生き霊「六条御息所」かと。
お次は関白を継いだ道隆(953~995/4/10)の三男・伊周(974~1010)17歳で蔵人頭
就任へ嫉妬する藤原実資(957~1046 小右記〈982~1032現存とか〉著者)が
「恥を知らない身内びいき~」と愚痴るシーンでの
後正妻婉子女王(前花山帝女御)(972~998演 真凛)のおとぼけ対応演技。
思わず、源氏物語の天真爛漫キャラ「朧月夜」かと。
お二人の名誉の為に、
源明子・婉子女王さんは上記のような様相を記述した書物・日記はございませんことよ。
(でもここだけの話、婉子女王はこの年にはご結婚されてないかも・・・・・?)
ところで、かの時代は旧暦ですので日にちが月齢に。
1日→新月 2日→二日月(ふつかづき)3日→三日月の感じ。
兼家没日は永祚2年(990年)7月2日から二日月。
にも関わらず、「星落ちて」では三日月で兼家生涯を表現。まあ、一日位はいいか。
但し、「第10回 月夜の陰謀」
寛和の変(花山帝出家事件)は寛和2年(986年)6月23日の出来事、
23日のお月さんは「弓張月(ゆみはりづき)=下弦の月」の筈。ところが、
26日の「有明月」描かれていました。まあ、「虚構の作り話」ですから・・・・・。
確かに、「弓張月」より「有明月」のほうが描写上「いと をかし」でございます。


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