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広島城

2011年09月15日 | 中国
所在地:広島県広島市基町
備考:日本100名城、国指定史跡
関連URI:縮景園

広島城は、天正17年(1589年)、毛利輝元が瀬戸内の交通の要所太田川の三角州に、
城下町も含めて築城に着手した。「島普請」ともいわれたデルタ地帯の築城工事には
10年を要したが、望楼型の五重五階の大天守に小天守を2基連ねた連結式天守はじめ、
建ち並ぶ数多くの櫓群が、120万石大名に相応しい格式を誇った。

慶長5年(1600年)の関が原の戦いで毛利輝元は萩へと移され、代わって福島正則が
入ったが、幕府に無断で石垣を改修したため改易、福島氏の後に入封した浅野氏が
明治まで続いた。

明治になってからは城は陸軍の用地なり、昭和20年(1945年)の原爆によって倒壊した
天守は、昭和33年(1958年)鉄筋コンクリートで再建され、また平成6年には二の丸の
表御門や太鼓櫓、平櫓などが再建された。

二の丸櫓群(平櫓、多聞櫓、太鼓櫓)


裏御門跡




二の丸表御門


礎石。昭和33年の天守閣再建に際して、もと天守閣柱下の礎石を掘り起こして原型のまま移したもの。


天守の石垣


天守からの眺望

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