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早稲田大学

2011年05月13日 | 東京23区
早稲田大学のシンボルであるガウン姿の大隈重信像。彫刻家の朝倉文夫作。

早稲田大学は、東京都新宿区戸塚町1丁目104に本部を置く日本の私立大学である。

1882年(明治15年)に大隈重信が創立した東京専門学校が前身で、1902年(明治35年)に
早稲田大学と改称、その後、1920年(大正9年)に大学令に基づく大学となった。

早稲田大学ではキャンパスツアーを実施しており、事前に予約して参加することができます。

子供や孫が早稲田大学に入学している方の見学者が多かったです。私の場合は、
大隈講堂の内部が見たかったので参加しました。在学生でも、このツアーなどに
参加しなければ、大隈講堂の内部は見られないとのことです。

キャンパスを案内してくれるのは現役の早稲田大学生で、大隈講堂のほかにも、
本来は在学生しか入ることができない中央図書館や、早稲田大学限定グッズ
なども売られている生協や、坪内博士記念劇場博物館などを案内してくれます。

大隈講堂 [国指定重要文化財]。正式名称は「早稲田大学大隈記念講堂」。
佐藤功一、内藤多仲、佐藤武夫設計、1927年に竣工した。





時計台の内部。時計の背面が見られる。




大礼服姿の大隈重信像。元々はキャンパス内に置かれていたが、政治家としての像なので、
大学の精神である「学問の独立」に反するとの考え方から、現在の位置に移設された。


坪内博士記念演劇博物館。日本で唯一演劇を専門的に扱う博物館とされる。
坪内博士は、シェイクスピア全集の翻訳で知られ、小説神髄、当世書生気質
などの代表的な作品がある。建物は、今井兼次設計、1928年竣工。外部は
実際にシェイクスピア劇が上演できるようになっている。


教壇で弁を振るう坪内逍遥胸像。右手と握手すれば早稲田大学と縁が
出来るなどのジンクスから、特に受験生が来れば握手していくようだ。


政治経済学部校舎。桐山均一設計、1933年竣工。3連アーチの構造。


會津八一記念博物館。今井兼次(改修:古谷誠章)設計、1926年(1998年)竣工。
玄関に6本の漆喰塗りの円柱が並び、ヴォールト天井が大広間を包んでいる。


大隈庭園は、彦根藩井伊家、高松藩松平家の下屋敷にあった名園を、
大隈重信が別邸を建てた際に、文人風に改造した庭園。


学食で食べた早稲田大学名物の大隈ランチ480円。ケチャップが早稲田の頭文字「W」。
この「W」はキャンパス内の建造物などにも密かに組み込まれている。

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