東京絵の具

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白石城

2010年10月09日 | 東北
所在地:宮城県白石市益岡町1-16

白石城は、仙台藩伊達氏の支城として用いられ、家老片倉家が代々居住した。
仙台藩には仙台城があったが、江戸幕府の一国一城制の対象外とされていて、
明治維新まで存続した。天守閣など本丸の一部は1995年に木造で復元されて、
鉄筋であれば7億円で済んだところを、20億円をかけて木造で復元されたので、
木造の城として見事な造りとなっている。

白石城のある益岡公園内にある「白石城歴史探訪ミュージアム」は、
白石城と周辺の城下町を復元した500分の1の模型や片倉家ゆかりの甲冑、
刀剣、火縄銃など白石城のさまざまな視点から紹介する展示コーナーがあり、
200インチの高輝度スクリーンでの3Dハイビジョン・シアターがあります。


城外に展示室などがあるので、城内は殆ど何も置かれていない。広く感じられ、風が吹き抜け、
木造の城内を堪能できる。また、本来は階段が無く梯子で天守閣に登っていたと言われる。
さすがに観光客を梯子で登らす訳にはいかないので、建築基準法で定められた、最低限度の
傾斜角度で階段が造られている。


大手一ノ門と二ノ門

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