自転車北海道一周 2日目 登別～豊浦町

気温は19度と本土に比べて涼しかったが、バス停で野宿は約8年ぶりで、
いろいろと気苦労があり、寝付きが悪く4時位に寝れて6時過ぎに起きた。

ほぼ寝れてないまま登別温泉に行き、公共の日帰り温泉「夢元さぎり湯」に行き
390円で入浴。登別の地名語源は、アイヌ語の「ヌプル・ペツ」（水色の濃い川）。


北海道に来たらエゾヒグマは見ておかないとと「のぼりべつクマ牧場」に行く。
ガラス越しにエサをやれて近くで見れるのが良いです。餌もらう時の芸は、
北秋田市阿仁マタギの里熊牧場と同じでした。教育方針が同じ？






アイヌ民族の笹葺きチセ（家）


地獄谷。日和山の噴火によって生じた爆裂火口の跡。


間欠泉の鉄泉池。


大湯沼川の天然足湯。




登別温泉郷。国道36号線には戻らず、カルルス温泉方向の山道を進むことにした。


北海道は道路に雪が積もるので、路肩の目印となる標識が至る所にある。


北海道では野生のキタキツネによく遭遇する。北海道では、キタキツネが原因で、
生水を飲むとエキノコックス症になる可能性があるので、そこに清水があろうとも
飲んではいけない。


オロフレ峠で記念撮影。ここに辿り着くまで、何度自転車を押し、何度倒れこんだか…。
それほど勾配がきつかった。その代わり、下りでは自己最速の時速57.1kmをマーク。
時速50kmを超えた辺りからは恐怖だった。


国指定特別天然記念物の昭和新山


2008年にはサミット（主要国首脳会議）も行われた洞爺湖。


洞爺湖温泉の「洞爺観光ホテル」で日帰り温泉700円に入る。入浴後、知らぬ間に
小一時間ほど仮眠していた。目が覚めると、恐ろしく腰が痛く、立ち上がるのも
困難で、靴下を掃くのも困難。自転車は腰に相当負担をかけていると感じた。

それでも進むしかないので、何とか自転車に乗ると、自転車の姿勢では特に
痛くなかった。風呂上りに血行が良くなって一時的なものであると思いたい。


そのまま海沿いの国道37号線まで進み、虻田郡豊浦町のコンビニ弁当を食べ、
2日続けてバス停で寝た。今度は国道沿いなので少し煩い。天候は悪く、夜は
雷まで鳴り、2日しか経っていないのに、とても長く旅をしているような錯覚をした。