東京絵の具

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四国88箇所 歩き遍路 28日目

2015年12月14日 | 旅行記(過去)
■10/18:晴れ
→:48:西林寺(さいりんじ)→49:浄土寺(じょうどじ)→50:繁多寺(はんたじ)→51:石手寺(いしてじ)
宿泊:51:石手寺(通夜堂)

・昨日の宿:47:八坂寺(通夜堂)

午前7:30分に出発。朝食は、ごはんやというところでカレーと納豆と豆腐を食べた。店内では、
接待でいなり寿司をいただいた。レンコンまでいただいたが、さすがに料理もできないのでお返しした。
また「御大師さん」と呼ばれ500円もいただいた。御大師さんと呼ばれるのは流石に初めてで困惑した。

番外札所の文殊院を参拝。この寺院は、四国遍路の元祖と言われる衛門三郎の邸宅があったと伝えられる
地に建っている。その後、札始(ふだはじめ)大師堂でも参拝。ここも、衛門三郎と関係している。

48:西林寺、49:浄土寺、50:繁多寺と次々と参拝していく。道中で、自分の母方の故郷と同じ場所に住む
山田さんという男性とあった。もう一人も住所が近い吉田さんという男性だった。私の祖母を知っていた。
まさか愛媛県で歩き遍路で祖母を知る人と偶然が会うとは驚きだ。更に、山田さんは私の同級生で、
小学生の頃に仲が良かった友達HJと親戚だった。世の中は意外と狭いと感じた。吉田さんは、昔アバラが折れて
死にかけてた時期があったが、お大師様のおかげで復活できたと言っていた。

51:石手寺に着いた。この寺は松山市の中心街にあるので規模が大きい。恐らく88箇所でもトップクラスだ。
参道では屋根のついた露天が両脇に軒を連ね、ビルマ戦没者慰霊塔、地底マントラなんかもある。
境内では、参拝に来ていた人にポカリスエットを接待していただいた。

境内から愛宕山山頂にある弘法大師像(高さ16m、重量50t)に行けるので、石手寺に着いたのは15時頃だったが
通夜堂を借りて登ることにした。約1時間かかったが、久しぶに杖なし荷物無しだったので新鮮な感じがした。
登山道には、新四国八十八ヶ所お山参りがあり、石手寺にはいろいろなメッセージを伝える看板が多い。
ただ、登山道はとても悪い遍路道という感じで落葉で滑りやすく万人向けではないように感じた。
山頂からは松山市をそれなりに眺めることができ、それなりに良かった。


その後、約1キロ歩いて道後温泉に行き入浴。高2の時に自転車で一周した時以来で、当時は1260円のコースだったので、
今回は300円のコースを選んだ。日本で唯一の皇室専用浴室も、210円を支払い見学した。
一泉堂でぼっちゃん団子を食べて、この店ではお茶とお菓子をいただいた。夕食はからあげ定食とお酒を嗜んだ。

石手寺の通夜堂は、約120畳の広い畳の部屋だった。お寺で働いている人が一部囲いを作って寝ていたので、
約120畳に2人で寝るという、何とも言えない贅沢さ?哀愁?を感じた。ただ、昔幼稚園で使っていた場所で、
年季が入っている建物で、ゴキブリになんかも表れる時もあった。ただ、最近は野宿慣れしているので動じない。


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