■10/27:曇り時々晴れ
→73:出釈迦寺(しゅっしゃかじ)→74:甲山寺(こうやまじ)→75:善通寺(ぜんつうじ)→別格札所・神野寺
宿泊:ガスト(休憩3:30-5:00)、家具屋の前(5:50-7:00)
・昨日の宿:トヨタ タウンエースの車内(野宿)
昨日は寝ていた車が強風でけっこう揺れた。寝始めた時間が21時頃で、何度か夜起きたが周りが墓地なので、
立ちションは控えたかったので朝まで我慢した。73:出釈迦寺で納経を済ます。納経所のおばあちゃんに
120円を接待していただいた。納経所に荷物を置かさせてもらい、住所と名前と緊急連絡先を書き、
奥の院「捨身ヶ嶽禅定」を目指す。ここは空海が7歳の頃に身を投げたことで知られる場所で、急な坂を登るので、
足が強くないと少しキツいところである。寺の後ろから行ける道は、以前滑り落ちた人がいてヘリコプターを
要請するほどの事故になったので立ち入りが禁止されていた。道中は、山も海も見える良い景色のところであったが、
一歩足を滑らせたら死ぬ可能性は高い。奥の院に着いてコーヒーをいただき、ここで会ったおばさんに1000円の
接待をしていただいた。この奥の院は、歩いて行かなくても車で行くこともできる。

74:甲山寺を参拝して、75:善通寺へ。善通寺は「空海生誕地」で、和歌山県の高野山、京都府の東寺と共に
弘法大師三大霊場に数えられる。境内の広さも、個人的には石手寺の次くらいに思えた。善通寺ほどにもなると、
一般の観光客も多く見られる。
500円で戒壇めぐりと宝物館がセットとなっていて、空海の骨格から再現した『空海の声』が聞こえるとのことだったが、
節約のために入らなかった。善通寺空海まつりが毎年11月3日に行われているようだ。
その後、本来は行かなくてもいいのだが、空海の縁の地に来たので「満濃池」も見ておこうと思って、
善通寺から12kも離れた四国別格二十霊場十七番札所・神野寺(かんのじ)を目指した。
午前中、パンと牛乳だけだったので、腹が減りながら一気に進んだ。最近は、ほとんど休憩をいれなくても
無理ができるようになっている。金刀比羅宮付近にあるレストランでサイコロステーキ定食1300円を
1000円にしていただいた。金刀比羅宮は観光客は多いが、うどん目当てが多いので客はなかなか
集まらないというような話しを聞いた。確かに私も滅多に香川県に来ないけど、来た時は必ずうどんを食べている。
観光に来ていたおばちゃんに誘われて、近くの足湯に入りに行った。神社前なのに托鉢がいたのには驚いた。
先日、鈴を購入してバックにつけ始めたので、犬によく吠えられるようになった。満濃池を久しぶりに見た。
日本最大の灌漑用のため池で周囲が約20kmもあり、821年に空海が改修したことでも知られる。
神野寺に着き、納経を済ませたら16:30頃だったので、急いで来た道を戻った。先日買った鈴の中身が
早くも落ちてしまい、外が暗くて探すことができなかった。二日で故障とは脆すぎる。

今日はかなり急いで歩いたので、左のスネに激痛が走った。コインランドリーで洗濯をしながら、筋肉痛止めの薬を
念入りに塗った。テレビでは、日本シリーズの巨人対西武をしていた。最近は野宿が続き、風呂も5日入っていない。
JR善通寺駅辺りで歩くのを断念したので、終電までガストで食事をしながら時間をつぶすつもりであった。
しかし、食べているとおばさんが話しかけてきて午前3時頃まで話すことになる。そして、3:30-5:00までガストで仮眠。
ガストは5時に閉まるので外に出て、あまりの眠さに少し歩いた家具屋の前で寝袋に入って更に仮眠した。
--------------------------------------------------
へんろ地図の一例。通った道を蛍光ペンでなぞったり、遍路から教えてもらった情報を記入していた。
→73:出釈迦寺(しゅっしゃかじ)→74:甲山寺(こうやまじ)→75:善通寺(ぜんつうじ)→別格札所・神野寺
宿泊:ガスト(休憩3:30-5:00)、家具屋の前(5:50-7:00)
・昨日の宿:トヨタ タウンエースの車内(野宿)
昨日は寝ていた車が強風でけっこう揺れた。寝始めた時間が21時頃で、何度か夜起きたが周りが墓地なので、
立ちションは控えたかったので朝まで我慢した。73:出釈迦寺で納経を済ます。納経所のおばあちゃんに
120円を接待していただいた。納経所に荷物を置かさせてもらい、住所と名前と緊急連絡先を書き、
奥の院「捨身ヶ嶽禅定」を目指す。ここは空海が7歳の頃に身を投げたことで知られる場所で、急な坂を登るので、
足が強くないと少しキツいところである。寺の後ろから行ける道は、以前滑り落ちた人がいてヘリコプターを
要請するほどの事故になったので立ち入りが禁止されていた。道中は、山も海も見える良い景色のところであったが、
一歩足を滑らせたら死ぬ可能性は高い。奥の院に着いてコーヒーをいただき、ここで会ったおばさんに1000円の
接待をしていただいた。この奥の院は、歩いて行かなくても車で行くこともできる。

74:甲山寺を参拝して、75:善通寺へ。善通寺は「空海生誕地」で、和歌山県の高野山、京都府の東寺と共に
弘法大師三大霊場に数えられる。境内の広さも、個人的には石手寺の次くらいに思えた。善通寺ほどにもなると、
一般の観光客も多く見られる。
500円で戒壇めぐりと宝物館がセットとなっていて、空海の骨格から再現した『空海の声』が聞こえるとのことだったが、
節約のために入らなかった。善通寺空海まつりが毎年11月3日に行われているようだ。
その後、本来は行かなくてもいいのだが、空海の縁の地に来たので「満濃池」も見ておこうと思って、
善通寺から12kも離れた四国別格二十霊場十七番札所・神野寺(かんのじ)を目指した。
午前中、パンと牛乳だけだったので、腹が減りながら一気に進んだ。最近は、ほとんど休憩をいれなくても
無理ができるようになっている。金刀比羅宮付近にあるレストランでサイコロステーキ定食1300円を
1000円にしていただいた。金刀比羅宮は観光客は多いが、うどん目当てが多いので客はなかなか
集まらないというような話しを聞いた。確かに私も滅多に香川県に来ないけど、来た時は必ずうどんを食べている。
観光に来ていたおばちゃんに誘われて、近くの足湯に入りに行った。神社前なのに托鉢がいたのには驚いた。
先日、鈴を購入してバックにつけ始めたので、犬によく吠えられるようになった。満濃池を久しぶりに見た。
日本最大の灌漑用のため池で周囲が約20kmもあり、821年に空海が改修したことでも知られる。
神野寺に着き、納経を済ませたら16:30頃だったので、急いで来た道を戻った。先日買った鈴の中身が
早くも落ちてしまい、外が暗くて探すことができなかった。二日で故障とは脆すぎる。

今日はかなり急いで歩いたので、左のスネに激痛が走った。コインランドリーで洗濯をしながら、筋肉痛止めの薬を
念入りに塗った。テレビでは、日本シリーズの巨人対西武をしていた。最近は野宿が続き、風呂も5日入っていない。
JR善通寺駅辺りで歩くのを断念したので、終電までガストで食事をしながら時間をつぶすつもりであった。
しかし、食べているとおばさんが話しかけてきて午前3時頃まで話すことになる。そして、3:30-5:00までガストで仮眠。
ガストは5時に閉まるので外に出て、あまりの眠さに少し歩いた家具屋の前で寝袋に入って更に仮眠した。
--------------------------------------------------
へんろ地図の一例。通った道を蛍光ペンでなぞったり、遍路から教えてもらった情報を記入していた。
