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安土城

2023年02月07日 | 近畿

・特別史跡
・日本の城百選

安土城は織田信長によって現在の安土山に建造され、大型の天守(現地では「天主」と表記)を
初めて持つなど威容を誇った。地下1階地上6階建てで、天主の高さが約32メートル。
それまでの城にはない独創的な意匠で絢爛豪華な城であったと推測されている。

天下布武(信長の天下統一事業)を象徴し、1582年(天正10年)、家臣明智光秀による
信長への謀反(本能寺の変)の後まもなくして何らかの原因によって焼失し、その後廃城となる。

安土城は六角氏の観音寺城を見本に総石垣で普請された城郭であり初めて石垣に天守の上がる
城となった、ここで培われた築城技術が安土桃山時代から江戸時代初期にかけて相次いで
日本国中に築城された近世城郭の範となった。石垣職人集団「穴太衆(あのうしゅう)」はその後、
全国的に城の石垣普請に携わる。

本能寺の変以降もしばらく織田氏の居城として、信長の嫡孫秀信が清洲会議の後入城するなどと、
主に二の丸を中心に機能していた。しかし、秀吉の養子豊臣秀次の八幡山城築城のため、
1585年(天正13年)をもって廃城

現在は、摠見寺(そうけんじ)の寺領。入山料 大人700円、小人(小・中・高)200円。

当時の建築物では仁王門と三重塔が、現在 城山の中腹に所在する摠見寺の境内に残っている。
また二の丸には信長の霊廟が置かれている。通路に接して築造された伝羽柴秀吉邸や伝前田利家邸などがある。

→雪が降っていくときに行くと、礎石が全く見えないので、城は夏に行こうと改めて思った。
滑りやすいので天主跡まで行くのも、けっこうたいへんで、付近の観音寺城、小谷城も
一緒に観光したかったが、山城なので行くことができなかった。

三重塔 - 享徳3年(1454年)建立。重要文化財。

二王門 - 入母屋造本瓦葺き楼門。元亀2年(1571年)建立。

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