所在地:阿南市橘町/関連URL:橘地区周辺 散歩
海正八幡神社の例大祭は、毎年10月1日から3日に開催されます。
徳島県無形民俗文化財に指定。4地区のだんじりが出る。1台約4トン、30〜40人で引く。
この祭りは「橘町ケンカだんじり祭り」とも呼ばれ、船に見立てた重さ約4トンの
だんじりを町内の若者たちが曳き、激しくぶつけ合います。だんじりをぶつけ合う
ようになったのは、昭和20年代後半ころからで、人間同士が祭りで喧嘩をしないよう、
だんじりに代わりをさせてきたといわれています。
橘の古い町並みで行われます。だんじりのぶつかり合いは1日と2日の2日間で、
午後7時頃からだんじり同士をぶつけあうけんか祭りが始まる。午後9時頃を目安に
町中心部へ4台のだんじりが集結して、四つ巴状態で前後を激しくぶつけ合う。
海正八幡神社は少し離れたところにあるので「海正八幡神社御旅所」を拠点として祭りは開催。
前方にせせりだす竹を「やんだし」といい、人間の手で操作もできる。
初めて海正八幡神社の例大祭に参加しましたが、徳島県内にこれほど面白い
祭りがあったとはと驚きました。だんじり同士がぶつかり合う大きな音、太鼓や鉦が
鳴り響く音、曳き手などのだんじりに関わる人達の声や、交互に駆け抜ける
爽快感など、ただ見ているだけでも自ら参加しているような感じになり、
すごい一体感のある祭りでした。すごい良い祭りでした。