箸墓古墳(はしはかこふん)は、奈良県桜井市箸中にある古墳。
形状は前方後円墳。実際の被葬者は不明だが、宮内庁により
「大市墓(おおいちのはか)」として第7代孝霊天皇皇女の
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓に
治定(じじょう)されている。
また、笠井新也の研究以来、邪馬台国の女王卑弥呼の墓ではないかとする
学説がある。周濠部分は国の史跡に指定されているほか、一部が
「箸中大池」としてため池百選の1つにも選定されている。
百襲姫の陰部に箸が突き刺さり、絶命したことが名前の由来である。えぇ!?
出土品から、邪馬台国の卑弥呼の没年(248年から遠くない頃)に近い
3世紀中頃から後半とする説がある。
ひみこの庭駐車場(箸墓古墳駐車場)に車を止めて見学。