旧三河島汚水処分場喞筒場（ポンプじょう）施設

所在地：荒川区荒川8-25-1
公開日：平日（火、金、年末年始を除く）、土日・祝日
開館時間：9：30～16：30（入場は16 時まで）
備考：国指定重要文化財

春の桜、東京文化財ウイーク時以外は、施設見学は事前に電話での予約が必要です(・∀・)

まずはビデオを見てから概要を知り、施設を案内してくれます。なかなか親切で丁寧な説明で好感が持てました。

旧三河島汚水処分場喞筒場（ポンプじょう）施設は、三河島水再生センターにあり、
1922年（大正11年）に稼動を開始した日本で最初の近代的な下水処理場である。

門衛所。正門は時代と共にトラックが大きくなったので門を広げた結果、重文から外れているようだ。


鉄筋コンクリートを赤煉瓦で覆っている重厚な造り。


左右に（東・西）阻水扉室がある。


（東・西）沈砂池と濾（ろ）格室




（東・西）量水器室


喞筒井及び接続暗渠。運転停止してから時間が経っているので、下水道特有の臭い匂いはほぼ無い。






喞筒室の裏側。ポンプとIMEで変換しても漢字が出ない。


喞筒室。上部には荒川自然公園がある。


土運車引揚用（インクライン）電動機室


土運車の線路跡。これくらいしか残っていない。


改良下水道の利用のポスター。1964年（昭和39年）の東京オリンピックに向けて下水道は精力的に進められた。