CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-216「仕置人DJ」(インド)

2024年07月22日 23時43分07秒 | インド映画
技術は問題ない、使う側の問題だ

 アーンドラ・プラデーシュ州ビジャヤワーダにあるバラモンの集落で生まれた、ドゥッヴァーダ・ジャガンナーダム・シャーストリ(通称DJ)。シバ神をまつった大寺院で代々僧としてお勤めをしている一族に生まれ育った彼は、いまは結婚式などへのケータリングをおこなう宴会料理人として働いている。

 そんなDJだが、少年時代、ギャングに返り討ちにされた警官プルショーッタムの命を助けたことがあった。そして、その不正を憎む心と胆力に感銘を受けたプルショーッタムによって、秘密裏に悪を懲らしめる超法規的な仕置き人に仕立て上げられていた。

 ある時、親族のひとりが大規模な投資詐欺事件の犠牲になったことを受けて、DJは黒幕のロイヤラ・ナーイドゥを成敗するために動き出す。(「作品資料」より)


 子供の頃から悪を憎む気持ちが強いシャーストリは、子供の頃、警官のプルショーッタムを助けたことから、超法規的な仕置人、DJとして悪人を成敗していく。

 DJは僧の一族として生まれ、ふだんは仕出し屋として働いている。

 そんなDJの普段の様子と仕置人として悪に立ち向かう様を描いている。

 悪と対峙する時は、これまた強烈なパワーを発揮した激しいアクションが繰り広げられる。

 そして普段の生活では、コミカルな様子が映し出される。

 コメディ・アクションである。

 そのためか、久しぶりに歌とダンスシーンも満載の展開である。

 これまで正体を知られずにいたDJであるが、投資詐欺事件に関わったことから正体を突き止められ、家族も危険な目に遭うことになる。

 果たしてDJは、投資詐欺の黒幕を見つけ出し、成敗することが出来るのか。

 笑いと歌と踊りも満載で、荒唐無稽とも言える激しいアクションもあり。

 勧善懲悪の話でもあり、楽しめるエンターテイメント作品であった。

/5

監督:ハリーシュ・シャンカル

出演:アッル・アルジュン、プージャー・ヘグデ、ラーオ・ラメーシュ、ムラリ・シャルマー、スッバラージュ、シャトル

於:池袋HUMAX CINEMAS

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