CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-102「悪霊館」(アメリカ)

2019年04月27日 11時57分05秒 | アメリカ映画
彼女は自分で招き入れた
 幼い頃に母が失踪し、父の下で生きてきた三人姉妹。だが、酒に溺れた父は見知らぬ女を家に連れ込むなど、荒んだ日々を送っていた。
 そんな環境の中、姉妹たちは心に傷を抱えたまま大人へと成長する。大学に通うために家を出た次女とは別に、母の面影を感じながら、長女と一緒に暮らす三女のアシュリー。
 高校生になったアシュリーは、徐々に霊的な存在を身近に感じるようになる。もしかしたら、母親が側にいるのでは?
 友人と共に母親の霊を呼び出そうと試みるアシュリー。だが、現れたのは恐ろしい力を持った邪悪なものだった。(「KINENOTE」より)

 〝未体験ゾーンの映画たち2019〟における特集上映の1本であるが、昨年にも「悪霊館 ダークネス・ライジング」という作品があったな。

 しかも設定が似通っていたような気がする。


 幼い頃に母親が失踪し、父と共に暮らしてきた姉妹。

 三女のアシュリーは高校生となり、生まれ故郷に戻る。

 そんな彼女はどことなく身近に母親の存在を感じ、友人のハンナと共に降霊術を試みる。

 しかし、それを境にアシュリーの様子が徐々におかしくなっていき、ついに神父が意を決し、悪魔祓いの儀式を行うことにする。

 実は、アシュリーの母親もかつて神父が悪魔祓いをしたことがあり、失敗した過去があるという。

 果たして神父はアシュリーにとり憑いた悪魔を追い出すことが出来るのか。


 部屋の中でうっすらと見えるおぞましい影や、鏡の中に見える影など、恐怖描写は満載であるが、それ程怖がらせるものではなかったかな。

 アシュリーは彼女らしくない行動を取って、周囲を戸惑わせていく。

 最初はアシュリーもおぞましき存在に脅えるが、やがて彼女自身が周囲を脅えさせる。

 悪魔憑きのホラーとしては、よくある展開。

 最終的にアシュリーは本当に悪魔に憑かれたのか、そして悪魔を追い払うことが出来るのかが気になるところ。

 しかし、本作では最後にアシュリーの母親に関し、アッと驚く真実が明かされる。

 ここで終わりなのか、というやや物足りなさを感じるラストではあったが、最後に明かされた真実は思いも寄らぬものだったな。

/5

監督:ジェイソン・ドゥヴァン
出演:シドニー・スウィーニー、カイラ・ディーヴァー、ジェシカ・バース
   ブルース・デイヴィソン、マディソン・リンツ、マット・ダラス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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