CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-244「パラミドロ」(スペイン)

2022年11月01日 22時17分48秒 | スペイン映画
旅に5つ星評価は期待しないで
 怪我で闘牛士を引退しライドシェアで日銭を稼ぐ中年男ブラスコは、訳ありな様子の母娘とメキシコ人女性の3人を乗せる。道中でブラスコは女性蔑視的な発言を繰り返し、古びたバンの車内には険悪なムードが漂い始める。
 やがて彼らは峠越えの途中で傷を負った女性ハイカーに遭遇し、病院へ運ぼうとするが。(「作品資料」より)


 おんぼろバンでライド・シェアの運転手をしているブラスコ。

 信心深そうなメキシコ人女性、マリエラとリディア、マルタの母娘を載せる。

 道中、傷を負ったハイカーをバンに乗せるが、そこから思いも寄らぬ恐怖に見舞われることとなる。

 その女性からマリエラの体内に何かが入り込み、寄生されたマリエラはブラスコたちを襲い始める。

 そのハイカーを乗せる前に、道中でブラスコたちは得体の知れないものを見つける。

 そこで何かがマルタの指先から入り込む。

 マリエラの体内に入ったモノは、また別のモノのよう。

 雰囲気的には、地球外生命体のような感じだったな。

 果たして、それは一匹なのか、それとも何匹もいるのか。

 途中、街に寄るブラスコたちであるが、まるでゴーストタウンのような様相を呈している。

 もすかすると、他の寄生体に襲撃されたのかと思わせる状況。

 基本的には、寄生体に寄生され、襲ってくる者から逃げ惑う展開。

 それが、いったい何なのかということには結局言及しなかったな。

 ブラスコは、ちょっと女性蔑視的な発言も多く、何となく自分のことだけを護るような様子を見せているが、結局最後まで一緒に逃げ、戦うんだな。

 ストーリーとしては、やや物足りなさを感じる作品ではあったが、話の行き着く先は気になる展開であった。

/5

監督:ラウル・セレッソ、フェルナンド・ゴンザレス・ゴメス
出演:ラミロ・ブラス、セシリア・スアレス、パウラ・ガジェコ、クリスティーナ・アルカサール
於:池袋HUMAX CINEMAS

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