CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-210「アンダー・ザ・シルバーレイク」(アメリカ)

2018年10月21日 22時15分30秒 | アメリカ映画
降りてきた全て皆同じというわけではない
 夢を抱いてシルバーレイクへとやって来たはずのオタク青年サム。仕事もなく、ついには家賃の滞納でアパートを追い出されようとしていた。
 そんな時、隣に越してきた美女サラに一目惚れするサム。どうにかデートの約束を取り付けるが、翌日訪ねてみるとサラの姿はなく、部屋はもぬけの殻。
 壁に奇妙な記号が書かれていることに気づいたサムは、彼女の失踪と関係あるに違いないと確信し、自らサラを探し出すべく謎の解明に乗り出すのだったが。(「allcinema」より)


 シルバーレイクは街の名前のようで、ハリウッドの近く。大物になる夢を持ってやって来る人々が多い。
 
 そんな中の一人であるサムは、仕事もなく家賃も滞納している身。

 隣に引っ越してきたサラという女性と知り合い、翌日も会う約束をしたサムであったが、彼女は忽然と消えてしまう。

 折りしも町では犬殺しやセレブの失踪事件などが相次ぎ、サラの部屋にも謎の暗号が残っており、何かの陰謀を感じ取ったサムは謎を解き明かそうと奔走する。


 同人誌に書かれている内容や、歌詞の裏に隠されたメッセージを解き明かしたりして、この町の裏に隠された秘密を解き明かし、サラの失踪の真実を明かそうという展開。

 果たして、サムの思い込みなのか、それとも本当に何かの陰謀があるのか。

 話の筋が追いづらい展開で、ちょっと辛い作品でもあったかな。

 BGMそのものやその使い方などが、どこか昔の作品を思い出せるようなもの。
 作品中にその墓を出したりと、ちょっとヒッチコックを意識しているのかな。

 そして、捉えどころのないストーリー展開はデヴィッド・リンチ作品を思い出させるな。


 時間を越えたものに色々メッセージが隠されており、それを解き明かしていくという展開は面白かったが、本当なのか、サムの妄想なのか、最後まで計りづらかった。
 最後の謎を解き明かす暗号が、ニンテンドウパワーマガジンにあるというのは、ちょっと面白かった。
 よくぞそこにたどり着けたものだな。

 
 一応、スマホも登場するので、時代は設定は現代なんだろうが、どこか’7,80年代を感じさせる雰囲気の作品だったな。

/5

監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演:アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ、トファー・グレイス
   ゾーシャ・マメット、キャリー・ヘルナンデス
   パトリック・フィスクラー、グレイス・ヴァン・パタン、ジミ・シンプソン
於:新宿バルト9

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