格安ホテルにしろよ
未解決事件や超常現象を扱うラジオ番組「カルラの迷宮事件簿」は、ネタ不足から打ち切り寸前という状況で、話題性のある事件を探していた。
そんな中、「ワープウッズの森」で行方不明者が続出しているという情報を手に入れた番組パーソナリティのカルラは、スタッフとともにワープウッズへと向かうが、深い森で道に迷ってしまう。
そんなカルラたちは、森の中にひっそりと建つ一軒家を見つける。カルラたちの前に現れたのは、この家で息子と2人で暮らすというメリーという女性だった。
彼女は助けを求めるカルラたちを温かく迎え入れるが。(「作品資料」より)
誰もが知る童謡をモチーフとして映画化したホラー。
森の奥深くに佇む一軒家にメリーという名の老女が住んでいる。
一緒に住むのは彼女の息子。
冒頭、男女2人が拉致されているシーンから始まり、息子の姿が映し出される。
果たして、見た目どおりの怪物なのか、羊の面を被った人間なのか。
未解決事件に関するラジオ番組のパーソナリティをしているカルラは、新鮮なネタを見つけないと番組打ち切りという宣告を受け、行方不明者が続出しているというワープウッズの森へスタッフと共に赴く。
そこでメリーと出会う。
スタッフが引き留めるのも聞かず、カルラはメリーと彼女が語る息子に近づこうとする。
そして起こる惨劇。
息子の秘密に関しては、メリーがカルラに語ったことから推測される。
惨劇が起こったと思ったら、クライマックスもなく終了したという感じであった。
最後にどんでん返しや続編を意識した映像なども無し。
潔いと言えば潔い終わり。
男性は惨殺するが、女性は生かしておくことと、メリーが〝あなたとは家族になりたい〟と言うことから、息子の子供を産まさせようとしているのかなと思ったが。
もうちょっとキャラを活かした展開と顛末が欲しかったかなという印象だった。
/5
監督:ジェイソン・アーバー
出演:メイ・ケリー、クリスティン・アン・ニーラン、ガストン・アレクサンダー、ジリアン・ブローデリック、ダニエル・スコット、ハリー・ボックスリー、チャーリー・エスケラ
於:シネマート新宿
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