CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-119「ライブリポート」(アメリカ)

2020年06月14日 22時43分59秒 | アメリカ映画
外野で見てるだけで判断するな
 警察官のペニーは誘拐された少女に死が迫っていることに気づき、懸命にその居場所を探していた。
 その時、ニュース配信サイトの女性リポーター、エイヴァと出会い、SNSを駆使する彼女の力を借りる代わりに、捜査に同行し生配信することを許可する。
 すぐにその映像はSNSで拡散し、やがてテレビのニュース番組でも生放送されるなど、全米中がペニーの捜査の行方に注目していくのだったが。(「allcinema」より)


 警察官の娘が誘拐され、その所在を突き止めるため奔走する警察官、ペニー。

 ペニーは容疑者を射殺してしまい、停職扱いとなり、捜査から外されてしまうが、独自に調査し、少女を見つけ出そうとする。

 そんなペニーと共に行動するのは、自ら配信サイトを立ち上げている女性リポーターのエイヴァ。

 ペニーは彼女の協力を得る代わりに、捜査に同行することを許可する。
 かくして前代未聞の捜査の生配信が行われることになる。

 ちょっとあり得ないとも思える話ではあるが、捜査を生配信ということで、ほとんどリアルタイムでことが展開していき、臨場感もそれなりにあったかな。

 少女は箱に閉じ込められ、そこに水を注ぎ込まれるという危険な状況に置かれる。
 その水がいっぱいになるまでは64分。

 ちょうど作品の長さと同じくらいという展開。

 生配信されている中で、車がクラッシュしたり、大銃撃戦が展開されたりする。

 少女誘拐というシリアスな事件の中で、随所にユーモラスなシーンも交えている。

 リアルタイムで少女の所在を突き止める捜査は、ちょっとした謎解きの要素もはらんでいて、どことなくヒントを一つずつ手にするゲームのような感覚も無きにしも非ずだったかな。

 エイヴァの配信が、TVのニュース番組でも中継され、多くの人々が見守る中、果たしてペニーとエイヴァは少女をタイムリミットまでに見つけ出し、救うことが出来るのか。

 ある種のバディものという感じのクライム・サスペンス。
 現実的じゃないかなと感じる部分もあったが、リアルタイムの緊迫感もあり、興味深い作品だった。

/5

監督:スティーヴン・C・ミラー
出演:アーロン・エッカート、コートニー・イートン、ジェシカ・ルー
   ディナ・メイヤー、ベン・マッケンジー、ジャンカルロ・エスポジート
於:新宿バルト9

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