CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-060「フォルトゥナの瞳」(日本)

2019年03月03日 22時27分02秒 | 日本映画
9000回のうち1回はこういう選択も有りかと
 自動車修理工として働く青年・木山慎一郎は、幼少期に飛行機事故で家族を失ったトラウマから、友人も恋人も作らず孤独に生きていた。ところがある日、自分に“死を目前にした人間が透けて見える”という不思議な能力があることに気づき苦悩を深めていく。
 そんな時、偶然入った携帯ショップで桐生葵という運命の女性とめぐり会い、互いに惹かれ合っていく慎一郎と葵だったが。(「allcinema」より)


 死期が近い人間の姿が透けて見えるという、〝フォルトゥナの瞳〟を持つ木山慎一郎。

 桐生葵という女性と偶然巡り会ったことが、これまで孤独に生きてきた慎一郎の気持ちを変えていく。

 しかし、透けて見える人間に何も出来ないことを悔やむ慎一郎は、多くの人間が透けて見え始めることから、ある決断をする。


 〝フォルトゥナの瞳〟を持つ青年の苦悩と運命、そして恋の行方を描いたラブ・ファンタジー。

 体が透けていた葵の運命を変えることが出来た慎一郎であるが、そのため体に異変が生じる。

 どうやら人の運命を変えると、その代償として体に異変が生じるよう。

 それを伝えるのは慎一郎が訪れた病院の医師。
 彼もフォルトゥナの瞳を持っているという。

 これだけ特殊な能力を持つ人間が、近くにもう一人いるというのは、何か違うジャンルの話のよう。

 その医師に、次、人の運命を変えたら、自分が死んでしまうと言われてしまう。

 そんな中、多くの人間が突然透けて見え出し、更に葵にも危険が及びそうになる。

 果たして、慎一郎が取る決断は?
 慎一郎と葵の恋の行方はどうなるのか。

 
 サスペンス的な雰囲気はあるが、基本的にはラブ・ストーリー。

 特殊な能力を持つが故の苦しみを抱える慎一郎と、そのことを知らずも彼に寄り添う葵。

 この二人の恋の行方と、慎一郎が命を賭して取る決断が気になる展開。

 最後に驚きの真実が明かされるという話ではあったが、どちらかと言えば、ホロリとさせられるエピソードであった。

 それにしても、最後に明かされる真実は、ちょっと出来すぎな感じがしなくも無かったな。

/5

監督:三木孝浩
出演:神木隆之介、有村架純、志尊淳、DAIGO、松井愛莉、北村有起哉、斉藤由貴、時任三郎
於:TOHOシネマズ渋谷

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