CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-057「355」(イギリス)

2022年02月27日 22時28分15秒 | イギリス映画
偽りの人生を生きていると、真実が見えなくなる
 格闘術を得意とするCIAのメイス、トラウマを抱えるドイツ連邦情報局のマリー、コンピューターのスペシャリストであるMI6のハディージャ、優秀な心理学者であるコロンビア諜報組織のグラシー、中国政府で働くリン・ミーシェン。
 秘密兵器を求めて各国から集まった彼女たちは、ライバル同士だったが互いの手を取り、コードネーム「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」と呼ばれるチームを結成。
 世界を混乱に陥れるテクノロジーデバイスの利用を画策する国際テロ組織を阻止するべく立ち上がる。(「作品資料」より)


 5カ国、5人の女性エージェントが手を組み、世界を壊滅させかねないテクノロジーデバイスを奪取するため凶悪なテロ組織に立ち向かう姿を描いたスパイ・アクション。

 世界を壊滅に導きかねないデバイスを手に入れるため、アメリカCIAのメイスはパリへと向かうが、そこで同じくデバイスを手に入れようとしたドイツ、BNDのマリーに邪魔をされる。

 その後、コロンビア諜報組織より遣わされたグラシー、メイスが声をかけたMI6のハディージャ、更に中国政府で働くリン・ミーシェンがデバイスに絡んできて、ついにはデバイスを奪い、テロを阻止するため5人は手を組むこととなる。

 それぞれ国の指令で動き出した女性エージェントたちであるが、裏切りなどで窮地に立たされ、やがて国を超えて手を組み、一つの巨大な敵へと立ち向かう。

 最初は敵対する者もいるのだが、お互い共通の目的のために手を組む。
 そして、一緒に行動していくうちに心も通じ合い、仲間となっていくという展開は、気持ちが良い。

 激しいアクションも多数。そしてスパイものにはありがちな思いがけない裏切りや隠された真実もあり、果たしてメイスたちが国に追われながらも巨大な敵からデバイスを奪うことが出来るのか気になるところ。

 やがてチームとして活躍していく様子が気持ちのいい展開のスパイ・アクションであった。

/5

監督:サイモン・キンバーグ
出演:ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン
   ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ、エドガー・ラミレス、セバスチャン・スタン
於:TOHOシネマズ新宿

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